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前回行けなかった蝶が岳へリベンジである。というか、長野へ就職情報誌 を買いに行ったのであるが、やっぱり往復520kmともなると、移動だけで3 万以上になってしまう(車両走行償却2万、ガソリン5千、オイル保険他) ので、やっぱりのぼらにゃ〜、ということで、行ってきた。正直言えば、 上高地までのバス代も辛いし、駐車場代も辛いのだが・・・
何が原因かと言うと、前回の蝶が岳。13万って、一体何?

5時半頃沢渡上駐車場へ着き、バスに乗り込む。この時間だと、バスのお 客は私1人。前々回の槍の時も私1人だったし、利益出ているんだろうか と心配になるくらいである。で、保険かけて、1時間半で徳沢へ。 ここで、ふと思い出した。はっ、また箸忘れた!・・・同じミスを2度繰 り返すとは、お主もアホよのお。仕方ないので徳沢園で割箸を譲ってもら い(バカ)長塀尾根を経由して蝶が岳へ向かう。
長塀尾根は、辛いのは最初の1時間。中大広場、と、正式に言うのかどう かは知りませんが、およそ標高2000mをこえたあたりに広場があり、 ここまではつづら折りの急登。前回ゴールデンウィークに来たときは 1800m付近からすでに雪になっていたが、今回は中大広場をこえても 雪がない。結論。やっぱり雪があった方が歩きやすい!なにしろ真平らで どこにでも足が置ける。夏道だと段差の幅が決まっているのでどうしても ガレていると歩きづらい。大倉尾根は冬に限るという人がいるが、よく分 かった。来年は冬大倉尾根に入ろう。

写真 中大広場。と、いうか、標識があり、
「ここはチューダイ広場」と書かれている。
で、もう既に山行報告には、「蝶が岳は積雪なし。夏山のつもりで登れる」 と書くつもりで、文章を考えていた。ところが、中大広場をこえてまもな く積雪現る。こんな筈では・・・のつもり。しかも、雪渓状態になってい て、下手なところを踏むとズボズボと地面まで穴があく。下の地形がわか らないので結構足にダメージを負いつつ登っていくと、今日初めてのすれ 違い。軽く挨拶すると、彼、「今年は例年になく雪が多くて、昨日の雪で トレースが完全に消えている。道標がわかりづらいところがあるから、私 が下りてきた足跡を辿ること、私もずいぶん迷ったから、もし道を見失っ たら、3時頃までには引き返すように。」と、何度も念押し。思えば、こ こで引き返しておけば良かったんです。結構、こういうアドバイスを受け ていながら、それを無視して遭難するケースは多い。また、何度か登頂失 敗していて、登高意欲が高い場合は非常に危険なのだそうだ。私、ここ暫 く山頂とは縁がなく、かなり「今回は」という意気込みもあったのだ。 また、「長塀山まで1時間。長塀山から3時間」とも言っていた。なにし ろ、手元の登山地図では、長塀山から1時間と書いてあるのである。ほん とーだったらまずいなあ・・・一応午前中には登り切れる予定だが、時間 より体力具合が心配、と思いつつそのまま登高。
気持ちも新たに、その「足跡」を追う。で・・・気づいたら、長塀山の、 隣の尾根を登っておりました。なんと、私が追っていたのは、足跡ではな く、風紋だったのです。どう見ても、隣の尾根の方が背が高い。地図で確 認して、尾根が2つあるところは・・・げっ、登山道は隣の尾根だ! そのまま隣の尾根を登ろうかと思ったのですが、木が深くて失敗。結局最 後の赤布まで戻る羽目に。道がみつからなかったら帰ろうと思っていたの ですが、うまく見つかったのでそのまま登高。これで1時間のタイムロス をして、長塀山には午後1時直前頃に到着。

(中略 さすがにあまりにもみっともないので文章の方は消しました・・・過去の蛮勇ということで)

写真 妖精の池。もう、ここまでくれば着いたも同然。
どうしても樹林帯だと葉が落ちてしまったり、するため、「雪は汚れぬものとして、いつまでも白いものとして空の高みに生まれたのだ その悲しみをどう降らそう」の世界をイメージすると、がっかりかもしれません。
雪渓なんかも、実際に見るとかなりきちゃないしね。
奇麗な雪は、稜線に出るまでおあずけです。
池沿いを歩いてしまったが、本来の道は左の丘の上についている。
写真 山頂付近。頂上直下40m位のところだ。体力的にもラクチンなスノーハイクが楽しめる。山頂は左側で、右側の丘は、間違って登ってしまったところ。右側の標高は2650m位。

そして、ここで樹林帯が切れる。おおっ!穂高が見える!槍も(槍は奥まっ たところにあるという意識が強いんで、蝶が岳からは見えないもんだと思っ ていたんです)しっかり雪化粧。いやあ、やっぱり日本アルプス(c)ウェス トン、ということで、堪能。
標高2650m付近にて、尾根筋にトレースらしきものを発見したので、 そちらへ登っていくと、なんと、これも間違い。登った分だけ丸々下りて きて、最後は這松の間を歩いて蝶が岳山頂へ。槍ヶ岳のようにはっきりと した山頂ではなく、どう見てもホンモノの山頂は這松の中にいるようにも 見え、なんかあまり感動がありません。因みに、長塀山からは1時間40 分でした。
写真 山頂直下20m。正面が常念岳、蝶が岳の山頂は右だ。
ここまでほぼ樹林帯、といえど、やはり稜線に出る。吹雪けばここから山頂まで、行くのも大変。「わたしの一名山」という本の中に、蝶が岳遭難体験談が出ているが、天候具合には慎重を期してほしい。
写真 そして視点を左に移すと・・・・槍だ!
山頂からだと、切れ落ちている分もっと高度感がある。
写真 これが、蝶が岳の山頂。山名の由来は、雪型(春先に雪が解け残った部分で作られる形)が、蝶の姿に似ているからだそうだ。麓の人は、その模様が出るのを農作業開始の目安にしていたそうだ。

似たような名前のつきかたをした山としては、常念岳(常念坊)、爺が岳(種まき爺さん)、白馬岳(しろうまだけ=代かき馬)などがある。そう、みんな安曇野の里から見える山。安曇野の人は、そうして春を恋しがったのだ。まさにその思いは、早春賦(春は名のみの風の寒さや〜)なのである。

で、早速テント場へ・・・と、思ったのですが、どうも蝶が岳ヒュッテが 営業しているように見える。窓があいているんです。で、顔を出すと、料 金徴収係(笑)がしっかり待ち構えていました。今日は誰も上がってくる 気配がないし、蝶が岳ヒュッテも休み(6月20日から営業だと聞いてい たのです)だと、この山ひとりじめだなあ。冬季避難小屋の味を味わって みるのもいいなあ、テントもシュラフも出さないで済むから家へ帰って装 備の整理が楽だなあ、と、思っていたのが脆くも崩れ去り。
しっかり500円取られ、代わりに昼食(800円のラーメン)を頂いて テントを張り、ちょっと肌寒いが昼寝。ときおり強い風が吹く。 蝶が岳ヒュッテ横のテント場は、穂高の稜線方向に稜線があって、テント 場からの撮影はかなり厳しい。テントから顔を出してのズボラ撮影(とい うか、かなり飛ばされそうな状況なのでテントから離れたくない)はかな り難しいだろう。槍だけいくつか取ったが、この時撮影した分はまだ現像 に回っていないので何が写っているかはわからない。夕方の撮影は諦めた。
写真 営業していた蝶が岳ヒュッテ。公式には6月20日より営業なので、営業を期待していってはまずいだろう。
まだこの時期は稜線上は風が強い。防風対策は十分に。
写真 年期の入った蝶が岳の道標。

1時間ばかりして目が覚めたので、テントのほうへいって、そのまま就寝。 目が覚めたので、そろそろ明るくなるかなあ、と、思ったが2度寝して、 再び目がさめたところで時間を確認すると、なんとまだ午後10時。うー ん朝まで何しよう。と、いうことで、3度寝モードに入るが、この頃より 猛烈に風が強くなる。稜線なのでまあ風が強くなるのは当たり前、と思っ て無視していたが、やがて無視できないほど風が強くなってきた。なにし ろ、テントは大変形して、原型をとどめないほどなのである。人が入って いるテントが風の為に場所が変わるほどなのである。とりあえずは耐風姿 勢(笑)ということで、テントを自分の体で押さえつけるが、午前0時頃 には風の強さもピークに達し、3季用のテントではかなり苦しい状況に。

(中略 さすがにあまりにもみっともないので文章の方は消しました・・・過去の蛮勇ということで)

時間的に歩き始めるには若干早いので、暫く待って4時半前に撤収。その まま下山にむかう。
なにしろ、下りは早い。赤布だの赤ペンキだのが、面白いように見つかる。 途中2582mピークのところで、わかりづらいところがいくつかあった し、違う谷筋へ降りてしまったこともあったが、なんとか登り返して正し い道をみつけ、あっという間に長塀山。なにしろ、長塀山まで1時間かかっ ていないのである。

(中略 さすがにあまりにもみっともないので文章の方は消しました・・・過去の蛮勇ということで)

あとはトレースと赤布とを辿り、6時50分に中大広場へ。7時30分に は徳沢へおりてきた。やはり、思ったのは、雪道は歩きやすい。ガレ場に なると、実に歩きにくくて仕方ない。

時間的に早いためちょっと物足りないなあ、と思いつつ、明神へのいくら でもない登りで、シャリばて状態。さらに行動食を持っていなかったこと を悔いた。朝食はどうするかなあ、と思いつつ、結局そのまま上高地バス ターミナルまで歩いてしまった。1日位何も食べなくて行動できる、とは 良く言うが、私のように脂肪のほとんどない人間だと、非常に厳しいもの がある、というのを、改めて知った。
今回作ったのは、右手のひらの皮むけ。これは、普段なら登りと下りでス トックの長さをかえるべきところが、今回は慌てて出てきたためそこまで 気がまわらず、結果として手に余計な力が入ってしまったのが原因だと思 う。右かかとの皮は、ふたたび剥いてしまった。右足親指は危険な状態だっ たが、かろうじて難を逃れる。それから、右すねのアイゼンをひっかけて 作ったキズ。ひっかけるよひっかけるよ、というので、かなり注意して歩 いていたつもりではあったが、やっぱりひっかけて転倒してしまった。や はり自己流では難しいのか?
そもそも、軽登山靴で、ソールがしなるため、ちょっとした力がかかると アイゼンが外れてしまう。靴のほうはすでに予算計上して、なんとか代替 しようと思ってはいるのだが・・・・
本当は、山岳団体なんかできちんと指導を受けなければならないのだが、 やはり住所が決まって落ち着かないと何もできない。入っていきなりやめ るわけにもいかないだろうし、第一、ミーティングなんかに出ていたら、 我々のように、いくらも休みがない人間だと、肝心の山に登れない。1泊 2日の休みが取れたのが、1年で2回である。

ちなみに、今回の決算。
駐車場代 1,000円
バス代 2,000円
保険料 1,000円
幕営料 500円
箸代(笑) 10円
行動食他 1,500円
昼食代 1,000円
土産他 1,600円
写真代 1,500円
個人マット2枚 10,000円
銀マット 900円
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23,000円(交通費含まず)
-->

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 上高地→徳沢→蝶が岳往復
難易度 積雪期に限ればやはりルートファインディングがキモと思います。地図が読めるか読めないかによってこのルートの難易度は全然違う、といいますか、地図が読めないでこのルートに積雪期に歩くのはやはり無謀なのではないかと思います。そういう意味で言えば僕のこの山行も時期尚早だったのかもしれません。ほとんどが樹林帯の中で落ちて危険なところもないですから春山歩き入門には適切と思いますが、とはいえ山頂は森林限界をこえていて、悪天の中では樹林が切れてからヒュッテまでの間のわずか100mそこそこで死ぬような思いをしている人もいるので、悪天時につっこんでしまう傾向のある人はくれぐれも注意です。また稜線上は強風に見舞われることが多く、僕が2回登頂した2回とも非常に強い風が吹いていました(2度目のときは風に強いテントだったせいか張り縄の結びがうまくなったせいか、はたまた僕が場数を踏んだせいか平然と寝ていましたが)幕営な人は樹林帯の中のキャンプとは一味違う、ということを念頭に置いておいた方がいいかもしれません。
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
所要時間 徳沢から登り5時間程度。割合だらだらした登りで体力的にはさほど過酷ではありません。登山道では見所も少ないですが、さりとてこの山の山頂からの展望は絶対に外せない。
他の季節 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
トイレ トイレは、上高地、小梨平、明神、徳沢にあるが、徳沢をすぎると山頂まで1箇所もありません
水場 徳沢にあるのが最後。蝶ヶ岳ヒュッテの水は有料です
避難小屋 ありません
幕営適地 国立公園内のため指定地以外での幕営はできません。徳沢、蝶が岳ヒュッテの2箇所で幕営可
交通 沢渡の駐車場を利用。駐車場まで舗装
キャブコン・マイクロ可
トレーラはやめた方がいいと思う。
登山計画書 上高地BTで出せます
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他 まあ、過去の蛮勇ゆえ、この文章本当は消してしまいたいのですが・・・

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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