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8月27日(日)夜行日帰り メンバー 3名(うち2名登山経験なし)
富士宮5合→富士宮山頂→剣が峰→白山岳→須走・吉田山頂→御殿場山頂→御殿場7合→大砂走り→宝永火口→富士宮新6→富士宮口


26日、完全なガスの中富士宮へ車を走らせる。一切展望がなく、翌日の天気も不安定とのことで、天気は諦めていたのですが、標高1000mをこえたあたりで突如大晴れに豹変。
(当日になってわかったのですが)メンバーに40代の人もいたので、5合目で休憩もかねて1時間ばかり仮眠することにしたのですが、ひっきりなしに通る車と、元気な登山者の声で眠れず。今回もまた新月なので星空が非常に綺麗だ。月夜が雲海に浮かぶ様も綺麗だが、富士山は新月に限る。眠る代わりに窓から星空を見て過ごす。車で登山の場合は、5合目へついていきなり登り始めないで、少し休憩を入れたほうが気圧慣れして調子がいいはずだ。

23:00

結局誰も眠れなかったようで、到着から十数分を車内で過ごしただけで出発。車をとめたのは5合目から0.9km下という中途半端な場所だったので、準備運動がてら全員に歩いてもらいました。富士宮口の場合、なかなか駐車場に止められることは少なくて、ひどいときには6〜8キロポスト付近まで車が続くことがある。僕も5合目で同行者と荷物をいったん下ろして3キロポスト付近に車を止めて5合目まで走ったことがありますが、空身で20分以上かかった(歩くと軽く1時間だ)記憶がある。平地とは訳が違うので、距離をよく考えて進退を決めよう。
5合目までは確かに単なるアプローチなのですが、ここを海抜0mの平地を歩くようなスピードで歩く人が多いんですね。ひどい人になると大声でおしゃべりしながら・・・本人は気づいてないけど、5合目へ行くまでに結構体力を消耗しちゃう。はやる気持ちはわかるのですが、長丁場ですので体力温存しないと辛いです。
で、あの位だと早すぎるのでゆっくり目で、って、言ってるのに、あの位のペースで僕を置いてさっさと歩いていく(T_T)
5合目までは高地での体の慣らしも兼ねていて、意図的に時間をかけてもらいたかったので、「ついていけないんでもう少しゆっくり歩いて下さい」と言って無理やりペース制限。

23:30 

5合目スタートして、いきなり登山道をはずれる。登山口を入るなりいきなり間違って直登したとどこぞのホームページに書かれておりまして、あんなところで道間違えるか?と思っていたら、昼間あの斜面を登って遊ぶ人がいて、登山道より明瞭な踏み跡がしっかりついている!(T_T)おかげで5歩のタイムロス。貴重な植生が破壊されるので国立公園内で登山道以外の所へ立ち入らないでくれえ(T_T)でも前回も前々回もなんともなかったのに、今回は何故・・・

23:50

5合から新6合目まではほとんど水平に近いトラバースで、富士山に登る組にとっては別に特筆すべきことは何もない。小屋は尾根のむこうなので5合からは見えないが夜は尾根の向こうで光が輝いているので小屋の位置はすぐわかる。準備運動のつもりでゆっくり歩くと小屋の横に出て、いよいよ登山のスタートだ。
僕はあまり細かいことは指示せず、基本的に「自分の歩きやすいように自由に歩いてね」、というガイドをしているのですが、40代の彼はちょっと体力的に心配だったので、歩き方を説明。歩幅は小さくしてね、段差をこえるときはできるだけ足の上げを小さくできるところを選んでね、カーブは外を回るようにすると楽だよ、って。でも慣れないのか結構大またで力任せに登っていくのでちょっと心配になる。山というのは体力任せに登るものではなく、できるだけ力の必要のない足場を選んで歩くものだ。

0時すぎ

ペースは遅くても1時間は歩き続ける、という約束で、6合目の廃屋は通過してもらった。あまり頻繁に休憩をとると、体が「安静モード」から「運動モード」に切り替わらないためかえって疲れてしまうのだ。休憩を長く取ると同じように体が「運動モード」から「安静モード」に戻ってしまうため、再び動き出したときに辛い思いをすることになる。歩き始めたら足を止めるだけの小休止をはさみながら最低1時間程度歩きつづけ、休憩は5分程度で済ますのがコツだ。僕の場合いったん歩き始めたら歩き休みや写真撮り休みをはさむだけで2〜3時間は歩き続けるので、富士宮なら休憩なしの1ピッチ、須走なら1回2ピッチ、という具合になる。富士山で小屋ごとに休みを入れたら多分休みすぎだろう。長時間休憩した場合は、出だしでペースを落として体が運動モードに切り替わるまではおとなしくしていること。それを無理にペースを上げるから加速度的に体力を消耗して、7合目あたりで脱落してしまうのだ。
20代の彼は問題なさそうだったのであまり離れない程度に自分のペースで歩いてもらい、僕は40代の彼と一緒。もうこのあたりから酸素が薄くてかなり苦しそうにしていたので、後ろから人がきて道をゆずる度に立ち止まって深呼吸をしてもらう。深呼吸はしっかり吐くのがポイント。何故か持っている酸素を試験的に使ってみたが、気持ち悪いとのことで1度使っただけ。
標高2500m前後で苦しいとなると山頂へ行くのは無理だろうなあ、と内心思いながら、ここは僕の力が問われていると思って、登れる方法を少し思案。
順調に追い越されつづけるが、この位で歩いてほぼコースタイム通りですから(本当はちょっと遅め)、と言って、早い人のペースにひきずられないようにしながら、時に足の置き場まで指示して体力の温存をはかってもらう。このへんではまだ行ける、という感覚がなく、僕も心理的には一番辛かった。

2時頃

元祖7合到着。6合あたりでは追い越される一方だったが、このあたりまでくると一旦追い越した人も途中で座り込んでいて、おなじ人に2度3度と追い越されるようになりはじめる。座り込んでいる人も多くなってくるので、追い越される一方のときに感じる「ムチャクチャ遅いのでは?」という心理的なプレッシャーはもうここにはない。かなり苦しそうにはしているが、ペースは落ちない。非常にゆっくりながら、確実に1時間大休止をいれずに歩いている。
距離は元祖7合で折り返し。どうです3000mの気分は?というと、苦しい、だそう。苦しいとか言っているうちは平気なので大丈夫。高山病の症状、軽い頭痛と眠気も出ているようなのでもう少しペースを落としてもらった。
話しかける、というのは、1つには体調を把握する(夜間はあまり顔色がわかりづらく、従って見ただけでは体調がわかりづらい)というのと、もう1つ、喋ることによって酸素交換がスムーズにいくこと、高山病の辛さから気が紛れる、というメリットがある。ただ、やはり余計に酸素を使うことだから、登山中休みもなく喋りつづけるのはあまり宜しくないと思う。尚、直接「気持ち悪くない?」とか、ネガティブな言葉や直接的な言葉で聞いてはいけない。こういった言葉を耳にしているうちに、本当に気持ち悪くなってくるのだ。
すでに彼の荷物のいくつかは僕が受け取っていたのだが、彼、まだ2Lの水が入ったペットボトルを隠し持っていたので、それも僕の背中へ入れる。富士山で荷物の分担は常套手段だが、万一はぐれてしまったとき持っていないと生死にかかわるものは代わりに持ってはいけない。それすら持って上がれないときは下山するときだ。

3時半

8合までは体力温存してください、と言った、8合にいま立っている。少し気圧にも慣れて、7合目あたりを歩いているときよりも楽そうだ。20代の彼もこのあたりまで来ると気圧の影響が出ているようで、ちょっと苦しそうな仕草をみせるようになるが、ここまで順調にきていれば登頂は確実だ。
8合半から先は彼の前を歩く。リーダーが前にいるとかなり精神的にはキツいが、ついていこうとして頑張っているうちに気づいたら次の小屋についていた、なんていうこともある。従って、富士山の場合は最後の1時間位はリーダーがリードして前から引っ張ったほうが有利なことが多いのだ。ただ、あまり離れてしまうと一気に気力が抜けてしまう瞬間がくるので、つかず離れずを通す。一旦座り込んでしまう場面もあったが、そこは落石の危険があるのでもう少し上まであがれる?とか言って立ってもらえば、結構歩けるものだ。(因みに、本当にその場所は落石の危険のある場所だった。口八丁手八丁も加減しないと無責任なのが難しいところ)

5時〜6時

9合目到着。ここで一旦大休止して、最後の大登りに備える。やがて日もあがってきて、来光を見る。山影ぎりぎりながら雲海から登ってきた。山陰から登るものだと思っていたのですが、8月も末だと結構南から登るんですね。
若干距離があったが、9合5勺小屋のところで影富士が見えるから、と言って、20代の彼は先行させる。ここまでくれば、気持ちはすでに山頂に向いている。高度計を読みながら、あと150m、あと130m・・・尤も、去年も同じことをしているので、あ、あの角は残り80mだ、あそこは60m。というのは、おぼろげながら覚えていた。標高差で150というと20分かかるが、数字が減っているという実感があればちゃんと足は動くので、あと何m、と、声をかけてあげることで最後のラストスパートが頑張りきれるもの。もうここまでくれば余裕なので、駆け上がって他の登山者とおしゃべり。重そうですねえ、なんていわれたんだけど、さすがに60Lなんていうデイパックの4倍以上ある大きさのザックを背負っていると目立つのか。でも今日はカメラも1台だし、重いものは何も入ってません。おかげで三脚のバランスが悪いけれど。重いものは左右均等に詰めましょう(超爆)はじめてですか、いい天気に恵まれてよかったですね、なんていう世間話は定番。富士山は色々な人と話ができるのが面白い。
9.5合から先は皆あまり休むこともなく、何人も追い越すようなペースだった。

7時

最後は私が先頭で、2分、5分遅れで全員登頂。あと5m、4m、3m、と、鳥居の上から声をかけ、最後のコーナーを曲がる。ラストスパートはなかったが、最後までペースは落ちなかった。登り7時間半はちょっと余分に時間がかかっているが、当初は無理かなあ、と思っていただけに、やはり全員登頂は嬉しかった。天候は見事な晴天無風。銀マットを広げて1時間弱ほどお昼寝した。物凄く気持ちいい。最高の天気だ。僕はいつ山に行っても天気に恵まれるが、なかでも今日の3700mは最高の天気だ。但し、3200m以下ではかなり雲が厚く、いつも剣が峰に登ると見える南アルプスの山々はまったく見えない。いくら天気が悪くても北岳と悪沢岳くらいは見えてもいいところなのに、今日は全然だめだ。
山頂へくると皆顔が緩んでいる。ただ去年も山梨警察管内だけでお鉢めぐり中の死者1、重傷1、と、事故も起きているのでお鉢めぐりの時はいま一度兜を締め直して楽しんで欲しい。
山頂の小屋の影にテントを張っている人が何人かいたが、富士山でテントを張るのは、有責性と違法性阻却の問題を別にすれば、国立公園法違反に該当する違法行為なので、7、8月に真似をするのは、僕はやめるべきだと思う。というよりも、富士山は宿泊しなければ登れないほど深い山ではない。

8時〜

かなり高度にも慣れたようなので、予定通り剣が峰を目指す。ここはかなり辛いけれども、と予め言っておいたが、全員無事測候所の前で記念撮影。通りすがりの登山者に、何度かきてますけど、こんないい天気はなかなかないですよ、と、ちょっと誇張気味に話して山頂でのひととき。さらに奥へ回ってお鉢めぐりをする予定だったが、測候所から北側へ直接下りるルートはやや険しいので一旦階段を下りたところまでくだって左、白山岳方向へ戻ってお鉢めぐり。ロープをこえて白山岳へ登っている人もいたが私達はコースロープに従い、白山岳は巻いた。僕の目の前でロープをこえる人もいたが、足前がしっかりしていたので黙認。彼らはちゃんとした技術を持っているので、初心者が調子に乗って彼らの後ろについていくようなことは絶対にしないように。たとえ技術があってもロープをこえた時点で貴方の責任なので、ABS(あのバカ遭難)などと言われることのないよう。絶対に事故を起こしてはならない。

10時

御殿場口を下りる。山頂直下はやや危険なので、8合までは休まないでねー、ってことで、僕は上の方を注意しながら、頑張って下りてもらう。ガレ場でかなり下りにくい道なのだが、ここでは落石による死亡事故もおきている。下を向いて休むなんていうことはとんでもない話だ。ここに限らず、基本的に下を向いて休むのは厳禁だ。
頂上直下のつづら折りのところはかなり危険だが、沢から尾根へのるところ(碑があって、登山道が左へ折れるあたり。左へまがると左側に廃屋がある)までくるとかなり安全になるので、御殿場口を下りる人は、とにかくここまでは一気におりるつもりで頂上の鳥居をくぐることだ。下から登る場合、足元だけではなく、ときどき上の方も見てあげよう。かなり不安定な岩がいくつかある筈で、その下を通るときは細心の注意が必要だ。

こちらから登ってくる人はやはり山慣れした人ばかり。僕は富士山や、他の山域でも自分が下っているとき(=相手は登りで喘いでいる)は基本的に挨拶しないことにしているんですけど、こちらで黙って通り過ぎようとしたら、2度3度こんにちは、って言われまして、あわてて返事。でも、午後になって「おはようございます」といわれたときにはどうしようかと思ってしまった。僕は2回しか登ってないんだけど、って言われても、こんな殺風景な山、2度登れば充分だってば。って、僕は1桁違いますが(爆)ガスあがってきたから天気崩れないうちに頑張って上がってくださいね、と言ってお別れ。
8合目の廃屋(赤岩八合館は8合目より若干下にある)と赤岩八合館の間でうら若い女性2人組が登ってくる。富士宮あたりなら山ヤとは似ても似つかないような人が結構登ってくるが、御殿場からは珍しいなあ。富士宮からのトラバースルートを通ってかな、と思ったのだが、そんなルートをこのコが知ってはいないだろうし、と思って、カマをかけてみると、なんと「御殿場口から登ってきた」と。僕もまだ御殿場口から登ったことはない(富士山に単独で登る気もないし、はじめての人をわざわざ山頂から遠いところから登らせる気もない)のでこれにはびっくり。いわく、「いやあもっと別に楽なルートがあるなんて知らなかったんですよ」だって。ここから上がったなんて自慢できるよ。山頂まで行かないと自慢できないからね、もうここまできたら精神力だけで上がれるから必ず行くんだよ、って言って僕等は下へ。
8合から7合あたりではガスが激しく下から上へ流れている。ガスが上方向へ流れているときは気圧が下がっているときなので、ガスが2〜3時間上方向に流れ続けるときには大抵雨が降ってくると思っていい。ここまでかなり無理して頑張って、休みたいところだとは思ったのだが、雨の中での下山は辛かろうと思い満足な休みも取らずに7合目へ。さすがにちょっと辛そうであるが、ここが頑張りどころ、と言って頑張ってもらう。

12時半すぎ

大砂走りへ入るが、5分もいったところで右へ入り宝永山方向へ。宝永山は往復CT30分くらいなので、15分位2人に待っててもらって走って往復してくるつもりだったのですが、天気などの事情があり、断念。大砂走りから宝永山の稜線(というか、火口淵)へ入るところは、標識も立っており決してわかりにくくはないが、ここを間違えて御殿場方向へ下りてしまう人は後を絶たないので注意が必要な場所だ。初心者を連れて登山する場合、大砂走りへ入る前に、途中で右へ曲がるからあまり離れないように、と、予め注意しておく必要があるだろう。
ここはほぼ水平、というか、若干登り気味だがたいしたことはない。火口淵から火口の中へおりていくが、ここは非常に気持ちのいいところだ。ここで「絶対に疲れていてはいけない」 ここでは必ず振り返って富士山の雄大な眺めと、火口の綺麗な斜面を見なければならない。富士宮口ではこのあたりで見る富士山が一番格好いいのだ。宝永火口付近は、植生が特殊な富士山のなかでも、寄生火山の噴火により富士山のほかの場所とは違う、学術的にもきわめて珍しい状態にあり、同じ富士山の他の所よりも森林限界が1000mも低いのである。疲れていればただ通り過ぎてしまうだけだが、もう1歩余裕を持って歩けばここは実に面白いところなのだ。
火口を1度下りて、下山道は反対側の火口淵に登っている。この登りは最後の足にはキツいので、僕は山頂で、最後にのぼりが待っているから余力を残しておくんだよ、と伝えてあった。そのためか、意外とスムーズに登りきり、新6合までのやや登ったり下ったりしながらのトラバースも全然問題なく、新6合小屋の横へ出てくる。ここまで出ると急にハイキングの人も増え、登りの登山者も出てくる上、駐車場も見えて下界の喧騒も聞こえてくる。一気に下界へ下りた気分だ。しかし、いかに新6合と5合の間とはいえ、やはり登山道なので、最後は事故のないようもう1回兜を締め直して5合目へ向かった。今日は富士山清掃の日のようで、富士宮の方でも携帯灰皿を配るようなキャンペーンが張られていたが、そもそも富士山での喫煙自体がどうなのだろうか。須走の山頂から本8合の間でゴミを拾いながら下りたことがあるが、金剛杖についているあの鈴とヒラヒラと煙草の吸殻ばかりだった記憶がある。

1時半

富士宮5合へ到着。御殿場温泉会館で入浴。金太郎で蕎麦を食べたあと箱根越えで帰った。
体力的には物足りなかったのだが、温泉を出て靴を履いて歩いた瞬間足に一瞬のもたつきを感じた。結構あちこちで下っては登り返したり、先行している20代の彼と後ろの40代の彼の間で何度も走ったりしていたので、意外と筋肉には過酷だったのだろう。やはり年齢が二回りも違う2人を同時にガイドする、というのは大変なものだ。

もちもの

(個人装備)
ザック60L、カメラ(EOS55、EF28-135mmIS)、三脚、手袋2、フリース1、雨具、カメラ電池予備、フィルム8本、デジタルカメラ、懐中電灯(特段の理由がありヘッドライトではありませんが普段はヘッドライトを使ってます。ヘッドライトの方がおすすめです)水 500ml×3本 おにぎり4、スニッカーズ2、鳥唐揚げ、漬物パック

(ガイド用装備)
ツェルト(非常用簡易テント)、救急用具=テーピング用テープ、湿布、コールドスプレー、風邪薬(初期高山病に有効な場合あり)、予備電池6本、細引(紐=くつひもの予備や、ツェルトの設営(富士山では設営できる木がありませんが)、ザック破損などの時の応急処置などのために使用する)、安全ピン、携帯酸素(普通は深呼吸したほうが大抵は効果が高い。使うことによって心理的に楽になることはあるが、あくまで非常時用)、ガムテープ(骨折時にステッキなどを使って固定したり、靴が壊れたり雨具が裂けたりしたときの応急処置に使うためのもの)、 メタ(小型ローソク)、呼子(=緊急信号を発するための、大きな音が出る笛)、ナイフ、コンパス、高度計、予備フリース1、予備雨具1、電池18本(3人で6本づつ。1人なら4〜6本あれば十分)、銀マット(140×200)、非常食(ドライフルーツ、水もどし餅)、水 500ml×1本、キャラメル1袋、トイレットペーパー1巻、ビニール袋

(服装)
ダクロンQD素材Tシャツ、同長袖シャツ、ベスト、化繊下着、化繊クライミングパンツ、化繊靴下


最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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