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写真
富士山
写真 鳳凰三山といえばタカネヒランジですが、当然そんなものは見ることができませんでした。なぜタカネヒランジが鳳凰山にしか生えていないかというと、それは鳳凰三山がこんな独特な山だからです。

鳳凰三山

5月の連休から行く行くといいつつ、伸び伸びになっていた山へ行っ てきました。あまり僕は興味のある山ではなかったのですが、ゴール デンウィーク最初に雲取の山頂で出会った青年に鳳凰三山はいいよ〜、 という話を聞かされまして、じゃあゴールデンウィーク中にひとつ行っ てみるか、と思ったのが発端。それ以来天候に恵まれず、あれよあれ よという間に6月も後半の登頂になってしまいました。
鳳凰三山というのは、名前はあまり有名ではありませんが、韮崎あた りで左を見ますと大きく見えるアレです。登山者の間では所謂「南ア ルプス入門の山」とされていますが、山頂までの距離は結構長くて、 比較的登頂の大変な山の1つです。
だいたい僕は入門と聞くと鼻で笑っておくタイプなのですが、よく考 えて見ると僕は仙丈の取り付き失敗、北岳の頂上直下500m敗退、 という2つの履歴(と、広河原の下見)があるだけで、今回が南アル プス山域では初めての登頂になります。入門というのは、このことだっ たんですね(笑)
鳳凰三山へ取り付くルートとしては、一番一般的なのは青木鉱泉から 御座石鉱泉へ(もしくは逆)というルートが一般的で、次に一般的な のは夜叉神の森から登って御座石鉱泉へ降りるルートです。
ただ、鳳凰三山の北面、というのは、道路が未舗装でしてロードスター でのアプローチはちょいと辛い。南面=夜叉神の森から北面=御座石 鉱泉、というのは、下山後タクシーと電車とバスを乗り継がないとい けないので、週末登山にはちょっと辛い。ということで、夜叉神ー夜 叉神、というコースで登ってきました。通常夜叉神からのピストンで すと、テント場の関係で2泊3日になるのが普通ですが、なにしろ休 みが取れないので1泊2日の強行軍。しかも翌日悪天の予報(これで 7週連続土日雨だとか!)なので即日登頂というカモシカ山行になっ てしまいました。
スタートは夜叉神の森を3時45分。まだちょっと暗いが、今日はか なり長丁場なのでスタートは早いほうが良いと決断。辛うじて地面が 見える程度で、同じ時間に出発の2人組はヘッドライトをつけている。 1m幅位の、人が楽にすれ違えるくらいの登山道を暫く行き、最初の 1ピッチは標高を稼ぐ。20分弱で尾根に一旦乗り、続いて斜面をト ラバース。隣の尾根のところで大きく向きをかえ、この頃になると朝 日が実にまぶしく輝いている。えーっと、朝焼けは雨・・だっけ?ア レ違うなあ。次に登山道が大きく向きを変えるのは沢の上。注意深く 見ないと登山道の下が沢であることはわかりづらいが、この場所では 沢の流れる音が聞こえている。そして、鳥の声・・・日常生活の中で、 朝日というものを見る機会はほとんどなくなってしまったが、朝日が あがって草木が朱に染まり、そして明るくなる様、そして夜明けとと もにさえずる鳥の声。まさに命が洗われる、という様相にふさわしい ものがある。
夜叉神峠というのは、夜叉神トンネルをはさんで東西に登山口があり、 トンネルの丁度中央あたりで2つの登山口が合流している。この合流 点の直上2分のところに「夜叉神峠小屋」という小屋があり、ここま でがおよそコースタイムで1時間。4時半頃到着し、ここで一旦ザッ クを下ろして着替える。夜があけたのでこれから暑くなる、と踏んで のことだ・・・が、なにしろ日がささないので気温が上がらない。こ の着替えは失敗だったかもしれない。
合流点から先は尾根伝いなのだが、展望が圧巻である。まだ樹林帯の 中なので時折でしかないのだが、北岳と間ノ岳、農鳥岳がバッチリ見 える。下草は笹なので熊除け鈴を慣らしながら若干神経質な登山をす るが、夜叉神小屋からは若干笹ヤブ様になり、登山道の幅が狭くなる。 はじめは若干の下り。登山地図でははっきりしないが、地形図では下っ ていることがはっきりかかれている。30m位下ったあとは尾根の右 側を若干の急登。30分位行くと今度は尾根の左側に出て、一瞬尾根 に乗るが今度は左側に大きく外れる。沢を乗り越すと2186と21 77の2つのピークの間のコルに出るが、ここに「杖立峠」とかかれ ている。尤も、本物の杖立峠はもっと先らしい。
ニセ杖立峠から先は60m位のくだり。下りを歩くのは楽だが、あと で登り返すことを考えると頭の痛い問題だ。本物の杖立峠には特に道 標もなく、いつ通過したのかわからない位だが、登山道がのぼりに変 われば杖立峠は通り越したと見ていいだろう。
やがて左から大きな尾根が合流してくるが、このあたりで一瞬周囲が 開ける。このあたりで、僕は結構杖立からは上ったつもりだったので、 左からはっきりした尾根が合流してくるのを見て呆然としてしまった が、ちょっとこのあたりは心理的に辛い場所だろう。やぐらに組んだ 道標があるが、この少し上あたりで振り返ると1つ大きな山があり、 自分が歩いた道程が確認できる地点だ。そして、白峰三山の圧倒的な 迫力に感動さえ覚えるのではないだろうか。
ここから先は尾根の左をひたすら行くので現在地の確認が難しいが、 2309のピークを巻くとすぐ尾根に乗る。この地点が苺平へもう間 もなく、という合図であり、とくにテント泊の人にとっては初日の最 高標高点が間近であるということもあって気分が高揚する場所であろ う。僕もこの尾根に乗ったときは物凄く嬉しかった。この場所から辻 山は確認できないが、まもなく傾斜が緩くなり左側に大きなピークが 出てくるのですぐわかるはずだ。
苺平は辻山と2524ピークの丁度中間の峠であり、右へ行くと千頭 星山から甘利山へ抜ける。いずれも登ってみたい山なのであるが、今 回は直進。左の辻山へのルートは、僕は見つけることができなかった。 苺平から先、南御室小屋はほぼ下り通しで80mほど下り、朝7時45 分に到着。夜叉神峠からは4時間であったが、実はコースタイムはこ こまで5時間45分。標高差にして1050+60×2+80×2= 1330m程度登っている計算だ。要するに、すでに大倉尾根あたり の標高差はとっくにクリアしているということ。CT5H45の登り というのは、1日の行程としてはすでに充分でして、登って降りる日 帰りハイキングでも5H45というのは結構本格的な山である。
しかし、今日の本番は、実はこれからなのだ。はぁ〜〜〜〜
今日はこの南御室小屋に泊まる予定なので、小屋番に声をかけていく。 今回のコース中、幕営が認められているのは南御室小屋と鳳凰小屋の 2箇所なのであるが、鳳凰小屋は御座石鉱泉側に下った標高2400m の場所にあり、帰ってくるためには450mも登り返さないといけない。 従って、テント泊で夜叉神ー夜叉神の場合、事実上南御室小屋に泊まる しかないのである。通常は1日目南御室小屋、2日目にピークを踏み、 3日目に下山するのが普通である。しかし、2日目は悪天のはずなので、 どうしても今日ピークを踏んでおきたい。コースタイムであと6時間の 行程である。
「一応戻ってくる予定ですが、場合によっては薬師岳小屋に泊めさせ てもらうかも・・・」(薬師岳小屋は完全予約制)と申し出たら、一 応念のため名前を記入、という事で名前を書く。
「テントは置いていかれるんですよね?」「いえ、持って行きます」 なぜなら、悪天が予想される上、テント泊なのでツェルトを持ってい ないのだ。それに、南ア全山縦走のトレーニングという意味合いもあ り、今回テントを背負って山頂までいけるかどうかは、大樺沢を登れ るかどうかを占う意味で非常に重要なのだ。
さて、鳳凰「三」山というからには、やっぱりピークは3つあって、 夜叉神側からだと、近いほうから「薬師岳」「観音岳」「地蔵岳」と なっている。一番標高が高いのは「観音岳」で、一応この山に登った 段階で鳳凰三山登頂、とみなされる。有名なオベリスクは一番遠い地 蔵岳の懐だ。御座石鉱泉側からだと一番近いのは地蔵岳になる。 薬師岳までは南御室小屋からCTで1時間30分。実際には小一時間 というところだ。僕は南御室小屋を8時スタートで、スタート後5分 位はいきなり急登でめげるが、沢筋の小屋故沢から尾根にのってしま えばさほどきつくない。尾根の左側をまいて、約300mあがると森 林限界とともに大きな岩があらわれはじめる。地図上では砂払岳とい うピークを越えて若干くだり、薬師小屋に9時到着。山頂には9時1 5分頃到着であった。ひとまずは鳳凰三山の一角を踏ませてもらう。 標高は2780mであるが、山頂直下2700m位までは森林があり、 そういう意味では比較的安心して登れる山と言える。空模様はという と、北岳方面の霧が深くなりつつあり、天候が崩れそうなので、ここ で昼食。山頂には自転車をかついできていた人がいたが、「雨具持っ てきた?うんうん」っておいおい、3000m弱の稜線に雨具なしで やってくるんかい!
で、食事をしていると、1名到着。本日初すれ違いかな、と思ったら、 このおじさん、なんと青木鉱泉から日帰りの予定だとか。なんとまあ タフなこと。それも甘利山千頭星山へ登るつもりだったが通行止だっ たのでウロウロしてたら青木鉱泉とかかかれていたんで、とりあえず 百名山だから登ってみるかとか、時間が読めなかったんで7時間位み ていたって、登り7時間を日帰りかい!いやあ、最近の中高年者のタ フさ加減にはとうちゃんあきれ返ってちゃぶ台が足りません(全然意 味不明)僕は登り7時間は絶対1泊だけど、中高年者には疲れという ものがないのでしょうか。
山頂は、多分写真を見たことがある方が多いと思いますが、岩が砂に 埋まっている日本庭園状の場所です。とても風変わりですが、非常に 気持ちのいい場所です。
食事の判断は難しいところなのだが、どうしても雨が降っているとき の食事の支度、というのは辛いものがあって、山頂で食事をする、な んていうのは実は晴れているときの特権なんですね。で、晴れている うちに食事、と思って食事にしていたら、やっぱり降ってきちゃった。 で、さほど強くならないうちにと思って観音岳へ向かう。さすがに目 の前に見えているだけあってこちらへはすぐ到着したが、どうやら僕 はこのあたりで地図をなくしてしまったらしい。
観音岳へは感覚的には15分位かな、という感じですが、その先が、 なにしろ2600m以下までえんえんと下っている。で、この頃には 雨脚がかなり強まっていたんですね。今日は3時頃まで天気が持つと 思っていて、雨が降り出す頃には森林限界以下にいる予定だったんで すね。それが、11時前頃から降りだしてしまいまして、2800m ピークをまだ登り返さないといけない位置でゴロゴロ言っていたよう に聞こえたのです。で、それだけならあと15分なんで登っても良かっ たのですが、なにしろ今日はほとんど登りだけの行程を7時間半も費 やしているので、目の前に見えているピークまで行ったら速やかな撤 退は苦しそう。最終下山開始時刻まで15分を残した段階、12時4 5分に撤退を決意。残念ながら地蔵岳まであと15分、というところ で引き返すことにしました。久々に予定通り歩けませんでしたが、一 応登頂は果たしたということで満足とする。戻りはなにしろ2500 m近くまで降りて、しかも50m近く最後の登りを登っているので、 ことのほか2840mの観音岳への登り返しが辛かった。
おまけに巻き道らしきものをみつけたのでこれを使わせてもらったが、 倒木があちこちに倒れて、それを乗り越えるような道で非常に悪い。 このまき道に途中に分岐が出てきて、一方は山頂を巻いて、他方は山 頂付近へ出るように見えたのだが、かなりガスが激しくなってきて、 さすがに僕も地形図を失った状態で知らないルートを歩くのが怖かっ たのでちょっと無駄な時間を使っても迷うよりはマシ、と思って一旦 山頂へ出る。が、自分が予測した方角に登山道がない。南面を巻いて いるはずだから、左へ行けば薬師だと思っていたので、なんだーさっ きの分岐のもう一方が本来の登山道なのかー。と思って、ちょっと下 りはじめるが、ここで嫌な予感がしたんですね。で、予備の登山地図 を取り出して、観音岳から薬師岳方面へシルバコンパスをあわせ、回 転する方角板を地図の北に合わせます。で、そのコンパスを体の正面 に持って、登山道の方角を見ると・・・なんと、コンパスの示したの は、Nが南。どうやら南面ではなく、北面を巻いていたか、もしくは (僕が勘違いして)本来の登山道を歩いていたか、いずれかだったわけ です。(後者の可能性高し)
要するに、僕が向かおうとしていたのは、今戻ってきた地蔵岳の方向 だったのです。ひえ〜〜〜
因みに、コンパスの使い方、僕は今まで山に登ってきましたが、かな り曖昧で済ませていた部分でして、それを6月2日に、読図に関する 本を入手しまして、目からうろこが落ちたばかりだったんですね。も ちろんこの方角の見方も、もっと言えば、読図という概念自体が根底 から覆された。コンパスの使い方なんかは、僕はこの本で血肉になっ たわけです。もしこの本を読んでなかったら、多分僕は鳳凰小屋へ降 りて翌日青木鉱泉から夜叉神へ戻ったか、途中でビバークするか、最 悪無理に戻って遭難寸前までいっていたかのいずれかだったと思いま す。どうも、僕の人生には神が味方しているように思えてなりません。 といいますか、僕の人生はとことんついてないですから、この位味方 してもらわないと割に合いません。
で、さしたるダメージもなく観音岳のピークを乗っ越すと、数組のパー ティがこちらへ向かってくる。そのうちの1組が、朝に出会った2人 組でして、むこうは全然気づいていないようですが、今日は鳳凰小屋 泊まりだとのこと。で、薬師岳小屋は目と鼻の先。体力的に6割でや めておけ、とは良くいいますが僕はこの日は6割は超えていました。 ただ、まああと40分なんで、ということで、薬師には泊まらず、予 定通り南御室まで下ることにしました。当初は急な登りですが、それ も若干。登りきって緊張が抜けたところで再び道を失う。足跡をたどっ て右側の斜面に入ってしまったのだ。
冷静に「尾根を辿る」ことを思い出して稜線に戻るが、要するに地図 を確認していれば防げたミスなんで、これは単純な失策でしかないの (言い訳をしますと、右の沢の方に、あきらかな足跡がついていたん です。で、僕がこれを「登山道を間違った人がつけたもの」と推測で きたのは、多分70点位はもらえると思います)ですが、これも、前 述の本を読んでいなかったらどうだったか怪しい。悪天での道迷いは 悲惨なんで、僕はあの本が命を救った、とまでは言わないけど、それ に準ずる、とは思ってます。
最後の40分は、やはり結構辛かった。2パーティとすれ違ったのだ が、「小屋はもうすぐですか?」なんて聞いてしまったのはまだ序の 口。地図を読んでいて、南御室小屋のある沢へ向けて下っているのが わかっているにもかかわらず、対向登山者に「ここを下りきったとこ ろが小屋だったでしょうか」という会話を交わすくらい疲れきってい た。「テントなんですけど、この雨なんでどうしようか・・・」 なんていっていたら、みんな張ってますよ。って、1時頃についてテ ント張っているってなんだかなー。
で、1時半過ぎ頃無事南御室小屋へ到着。本日の行程はCT11H、 実働約9Hでした。獲得標高は1900m程度。自分で計算してみて 驚いた。最後のキレットへの下りが効いてます。
雨脚が強くて濡れ物も多く、テントを広げるのが嫌だったんで、 小屋泊まりにしてもらおうと思っていたのですが、小屋番の人に、 「無事下山してきましたか。テント泊でしたよね」なんて言われた 日には「小屋素泊まりでお願いします」なんていう事もできず、う・・・ テント1人(爆)
早速テント張って、濡れモノを乾かしにかかるが・・・予想外に被 害が大きくて、装備の殆どは濡れモノであった。袖口なんかは1時 間ほど頑張って乾かしたが、靴下は悲惨。シュラフも若干湿ってい て、片っ端から着干しするが、寒い。なにしろ小屋番の人も温度計 を見るくらい寒くて、吐く息も白い状態。そして一番悲惨なのが、 カメラのレンズ死亡。カメラはプロ用の比較的防滴性能の高いやつ なので問題ないのですが・・・
下界では20度位だったはずなので、逆算すると濡れ物を抱えて5 度内外。さすがに寒いのでシュラフを敷くスペースだけなんとかハ ンカチで拭いて水をかき出して場所を確保するが、シュラフに入っ ても寒い。体温を維持できないような状態ではないものの、いつも なら入ったとたんに睡魔が襲うのに、今日はそれがない。ひたすら 乾かすことに専念し、夕食は抜いて夕方4時頃就寝。いっこうにや む気配のない雨に悩まされつつも、明日は下山するだけなので遅発 ちだあ。と思い爆睡。
起こされたのは、2時半より少し前位。よそのテントでバカ騒ぎ (という程ではないが、普通2時頃食事の準備して、あーだこーだ 言っていれば、他のテントも目が覚めるというものです)
していて、さすがに起きざるを得なくなってしまい、こっちも荷物 の片付けと朝食の準備。確かに早立ち早着が山の原則とはいえ、ど うでしょう。まだ真っ暗なうちから行動して、夕方一杯まで行動で きるとは僕には到底思えないし、そんなに早く出発しなくてもいい ような気もしますけどねえ。僕もだいたい4時半位には出発する妙 に早い組ですけど、早立ちの場合テン場で食事なんかしない(=起 床は4時過ぎなのだ)し、まして大声で会話など交わしようがない ですけど。
僕の場合比較的早立ちにはなれているんで、じゃあー僕も降雨のな いうちに、ということで(この日は晴れたが、僕は土曜日の方が日 曜日よりも天気がいいはずだと思っていたので降雨の少ないうちに 可能な限り低い標高にいた方が後が楽だと思った)さっさと下山開 始。苺平まではほぼ登り通しの30分、杖立峠まで40分、夜叉神 小屋まで60分、夜叉神の森まで40分で6時50分に下山した。
悔しいことに、すっかり晴れていた。

3:45夜叉神の森ー8:00南御室小屋ー9:15薬師岳 9:45薬師岳ー10:30観音岳ー11:15地蔵岳直下キレット ー13:30南御室小屋

4:00南御室小屋ー4:30苺平ー5:10杖立峠ー6:10夜 叉神峠ー6:50夜叉神の森

芦安方面は登山者カードに対して非常に冷たいです(というか、冷 たいのが当然ですが)ので、必ず書いて持っていく必要があります。
提出ポストは用意されていますが、紙は用意されていません。
駐車場は50台位でしょうか。用意されていますけど、なにしろあ の有名な芦安ですから、シーズン中は期待できません。広河原まで 1日かかったなどという話も聞きます。正直いって、南アルプスに 関しては芦安手前に駐車場作って、そこからシャトルバスにしても らいたい位です。但し、シャトルバスは午前4時午後9時までの運 行でお願いします。

写真 場所不詳ですが登山道。少し上の方ですが、南御室の手前。下の写真と程近いところだとおもいます。
写真 山火事跡付近かな。まだまだ山頂は遠いです。
写真 えーっと、多分北岳ですが、仙丈かもしれない。あんまり書くと墓穴を掘るのでやめよう。


5月はまだ大樺沢は少々怖いですね。

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 夜叉神峠〜観音岳〜地蔵岳直下往復
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
他の季節 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
難易度 とくに難しいところはありません。
所要時間 夜叉神ノ森−南御室小屋 6時間程度。
南御室小屋−観音岳 2時間程度
トイレ 登山口・夜叉神峠小屋・南御室小屋
多分薬師小屋にもあると思います
水場 南御室小屋
薬師小屋には水場がありません
夜叉神峠小屋は不明
避難小屋 ありません
幕営適地 夜叉神峠小屋、南御室小屋
薬師小屋は幕営不可
交通 駐車場ありもさほど大きくない。入山者はあまり多くないようだ。
トレーラ不可
キャブコン可
マイクロは不可だがバスコンは可(11人乗り以上通行不可)
夜叉神峠(夜叉神ノ森)に駐車場あり。夜叉神ノ森まで舗装。
登山計画書 出せますが用紙はなかったはず
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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