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ここで紹介しますルートは、
一部ルートの判然としないバリエーションルートになります。
相応の技術と装備で挑戦してください。
親川
−丹波天平−飛龍山−将監小屋(泊)
−唐松尾山−笠取山−雁峠−雁坂峠(泊)
−雁坂嶺−破風山−笹平−甲武信小屋(泊)
−甲武信岳−水師−東梓−国師ヶ岳−北奥千丈岳−大弛峠(泊)
−朝日岳−金峰山−富士見平−瑞垣山荘−黒森上−信州峠−横尾山−木賊ノ頭−槍の肩(泊)
−飯盛山−清里駅−長坂駅

と歩いてきました(奥秩父縦走)

地図が一杯です。

丹波
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53385705
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53385755&slidex=0&slidey=2000
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53385750&slidex=2000&slidey=1200
雲取山
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386700&slidex=400&slidey=2000
雁坂峠
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386605&slidex=2000&slidey=800
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386600&slidex=2000&slidey=400
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386650&slidex=1200&slidey=2000
金峰山
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386555&slidex=2000&slidey=400
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386550&slidex=2000&slidey=1600
瑞垣山
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386455&slidex=2000&slidey=1600
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386450&slidex=2000&slidey=800
御所平
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53387400&slidex=0&slidey=2000
戻って瑞垣山
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386450&slidex=2000&slidey=800
谷戸
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386355&slidex=2000&slidey=0
八ヶ岳東部
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53387305&slidex=0&slidey=2000
戻って谷戸
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386355&slidex=2000&slidey=0
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386350&slidex=2000&slidey=0
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53386300&slidex=800&slidey=0
若神子
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53385350&slidex=0&slidey=0
長坂上条
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53385255&slidex=2000&slidey=0


昭文社
雲取山・両神山
金峰山・甲武信

横尾山〜飯盛山間はバリエーションルートです。良い子は真似をしないで下さい



奥秩父縦走もやるといって2年か3年かになります。当初たっ てた計画では、奥多摩駅から長沢背稜を経由して、和名倉山を 登って10日超、ということになっていました。が、飽きる。 僕の性格ではこのルートを10日は絶対歩けない。ま、志半ば で将監小屋から三ノ瀬へサヨウナラするのがいいところでしょ う。

で、前準備として、長沢背稜は去年の12月に歩いたておいた。 和名倉山は今年に入って歩いている。これでだいぶ短くなりま した。計画は立てても実行に踏み切れない理由が1つ潰れます。


で、問題は入山口です。車ですから奥多摩駅からの入山は難し い。常識的に考えれば鴨沢でしょう。でも、鴨沢から雲取山は はっきりいってごちそうさまです。去年だけで7回、今年に入っ てからも行っています。雲取山はもういいや。
一方、いつか行こうと思っていて行く機会のなかった天平尾根 (でんでえろおね)があります。登り詰めると出るところは飛 竜山ですが、飛竜山から雲取山間はすでに歩いています。これ なら歩いたことがない所を繋げて、結果奥多摩駅のたもとまで 赤線がつながります。
これでルートは決まりです。

27日

入山口を親川にするとして、駐車場をどこにするかがまず問題 です。親川バス停のところにも駐車スペースがありますが、こ こに駐車した場合後で車を回収する際、バス便が1日5便しか ありません。もう1つの案としては、三頭橋(か奥多摩湖)の ところに車をとめ、朝一の丹波行きバスで親川へ入る手があり ます。この案だと車回収時のバスの本数はぐっと増えますが、 入山の時刻が8時過ぎになってしまいます。
本日宿泊予定の将監小屋までコースタイムで10時間弱ありま す。入山時刻が8時を過ぎるのは致命的に痛い。宿泊地を2時 間50分手前の飛竜権現にする手もあるが、僕の場合権現サマ の前にテントを張ろうものならすぐ連れて帰ってしまう。宗教 上方角が悪いので将監小屋まで行っておくのが吉と出た。

結果、親川の駐車スペースに車をとめて朝早い時間に入山する ことにした。親川の駐車スペースは4台くらいでしょうか。鴨 沢あたりと違って未舗装の路肩です。親川バス停から3分くら い歩いて下ったところになり、入山口は目の前です。

スタートの時刻はデジカメによれば5時49分。親川から 丹波天平(たばでんでえろ)への入山口付近はわかりにくいと いう情報もあったが、赤矢印がついているのでそれに従えば良 い、ハズだ。ハズだ、というのは、僕はこの赤矢印に従わなかっ たばっかりにしばらく道のない尾根を直登して踏み跡にでくわ すまで急登に苦労したからだ。残念ながら登山道入り口には道 標はない。

雰囲気は、まあ場所が近いですから当然ですが、雲取山の登り 尾根(鴨沢−七ツ石間)によく似ています。24分くらい登る と廃屋のわきに出て、ここに最初の道標が立っています。もう 30分位登ると住居跡の石垣。登り尾根もそうですが、よくこ んなところで人が生活できたものだと思います。多分この地点 が地図上の迷マークのついているところでしょう。赤矢印がい くつか書いてありますのでそれに従って上にあがります。もう 少し上へ上がるとだだっ広い稜線に出ます。ここが最高に気持 ちのいいところ。テクテク歩いているうちに丹波天平を通過し てしまったらしい。もう少し歩くと竿裏峠(さおらとうげ)に 出てきます。8時41分着なのでここまで僕の足で3時間くら い。ほこらが1つあって、久しぶりに道標が立っています。右 手に行くと三条ノ湯ですからうまい具合に巡回できそうです。

竿裏峠をこえると普通の尾根に変わります。登り尾根と同じで そんなに登らされていないように見えて気づいたら結構登らさ れます。熊倉山が9時32分。ちょっと上がったところにその 名のとおり?熊の爪あとが木についていました。ちょっと苦し くなってきました。余計に水が入った長期山行のザックですか ら軽くありません。ここは頑張りたいところです。が、長期山 行の鉄則は、「頑張ってはいけない」、はい、ガンバッテはい けないのです。下手に頑張ってしまうと翌日の行動に影響が出 るし、頑張って筋を伸ばしたり、変なダメージを負ったりする と志半ばで下山することになってしまいます。僕も何度かこれ で泣きました。で、頑張れません。でも頑張らないと登りませ ん。仕方ないのでなんとかだましだまし登ります。
長期山行の初日は体を慣らすためにも行動は6時間以内くらい にとどめたいところです。が、テント場の都合もあって今日は しょっぱなから10時間。ありえません。計画がよくありませ ん。とにかく誤魔化して登るしかありません。

ちょっとコースタイムより速めですがもう1時間登ると前飛竜 の分岐にやってきます。この場所は前飛竜のピークではありま せんが、道標には前飛竜と書いてあります。岩岳尾根方面へは ロープが張られていて通行止めとかかれていました。
この場所は露岩のピークになっていて、天平から上がってきて はじめて、唯一展望のひらける場所です。展望は開けますが、 特に落ちるようなところではないでしょう。ハイ、天平尾根に 危険なところはないと思います。踏み跡はちょっと怪しいとこ ろがあるかも…雲取なんかから比べると入山者は少ないハズな ので初心者の山行はおすすめしかねます。でも気持ちのいいと ころだからぜひ行ってもらいたいなあ。少なくとも鴨沢から登 り尾根登るよりは絶対にいいと思うよ。

前飛竜から荒れた登山道をちょっと上がると、気づいたときに は飛竜権現にたっていました。無事今日の標高差1500mを 登りきることができました。飛竜権現は以前きたときはもうちょっ と開けた場所だと思っていたのですが別段何にもない場所です ね。一応違法ではありますが1張り分くらいの快適なテントス ペースがあります。分岐には今日4本目の道標が立っています。 が、確か天平尾根ミサカ尾根方向には矢印はなかったんじゃな いかと思います。到着時刻は11時30分くらいです。

で、飛竜山までは空荷で往復です。地図で見るとほんのちょっ とですが登り20分。結構歩かされます。

飛竜山は山頂と三角点の場所が違っています。いわく、山頂 2077m、三角点2069.1m。で、三角点の方が奥に あるので僕は山頂だけ踏めればいいのです。というか、僕は 三角点嫌いなのでこういう山を見つけると意地でも三角点ま で行かずに帰ってきたくなります。登山地図にも赤線は山頂 までしか引かれていません。

で、飛竜山に向かって歩いていって、2077と思しきとこ ろを通過します。なんかイヤな予感がしてきました。たしか 山梨百名山の醜い道標が立っていたんだよな。と思って少し 先へ行ってみると、少し下ったところにありました。道標の わきには見事に三角点があります。ということはここは山頂 ではありません。がー!!である。お願いだから山頂ではな い場所に山頂標識立てるのはやめてくれ、である。

まあ平ヶ岳と違って山頂と山頂標識が200m以上も離れて いたりしないし、山頂標識のところへ行くまでに山頂も踏む ことになるから実害は少ないでしょう。
でも、今日もあの道標の写真を貼って、山頂の写真ですとか いってウソ書いちゃうサイトが出てくるんだろうなあ、と思 うと鬱です。ハイ、正しくは、飛竜山の*山頂*には山名板 の1つもありません。

ま、山頂の考察はどうでもいいか。
どうせ地図見てる人は書かなくても気づくだろうし、地図見 てない人には説明してもわかってもらえないだろうからね。

雲取山よりも高い山である飛竜山(の山頂から少し奥へいっ た三角点地点)からの展望は、世間で言われている通り絶望 的です。この展望のなさが、雲取山へ行こうというと人が集 まるのに、それより標高の高い飛竜山へ行こうというと同行 者探しに苦しむ一因にもなっているのでしょう。が、新たに 切り開かれたのでしょうか、以前きたとき気づかなかっただ けでしょうか。山頂と三角点の丁度中間あたりで南面が開け ていて、ちょうどそこから富士山が望めるようになっていま す。
人気のない飛竜山ですが、今日は連休前の平日だというのに 山頂で1人、下山中に1人、すれ違いました。が、縦走路に 入ると再びひとっこ一人いなくなります。すぐ、ハゲ岩とい う道標が出てきます。ハゲ岩とは聞いたことのない名前だが 将監小屋までは1本道。多分こっちと思ってそのままいきま す。展望のいい場所へ出てきます。飛竜山まで足を伸ばした 際にはここまでくるといいでしょう。で、ひとしきり展望を 楽しんで、さて先へ進もうとするとどうもおかしい。道にし ては険しすぎます。登山地図をみてようやくここがただの展 望地で道ではないことに気づきました。いったんハゲ岩の道 標に戻って奥へ進みます。どうせ道標立てるなら将監小屋方 面の矢印も書いといてくれれば間違えずに済んだのに。

で、えーっと、大ダルの水場ですね。出ていませんでした。 大ダルの水場は枯れています。

あとはほとんど標高差のない、別段何の面白みもない道を将 監小屋まで歩きます。4日目あたりには飽きるだろうと思っ てましたが、2時間歩いて飽きました。もうこの道はいいで す。ごちそうさま。大常木山と竜喰山方面に取り付けそうな ところには踏み跡はありませんでしたので行く人もいないの でしょう。将監小屋には14時30分着で、結局この日は1 人だけ。上の方でシカが頑張っている一夜を明かしました。 夕食は奥秩父縦走路別名カレーロードに敬意を表してカリー 屋カレー。

将監小屋の水場はよく出ています。小屋開け前でも出ている と思います。

28日

昨日も頑張ったのですが、今日も7時間20分行程なので甘 くありません。が、今日は雁峠までしか行けなくてもいいの で気が楽です。5時30分スタートです。で、将監峠をこえ て山ノ神土へは、先々週和名倉山へ行ったときと違ってだい ぶ積雪も減っています。少なくとも将監小屋のテント場は真っ 白ではありません(笑)ここまでは予想通りです。新緑の季 節にはまだ早いようです。
少し登って、例の飽きた登山道を歩くと唐松尾山にやってき ます。6時27分到着。山頂は稜線からちょっと離れている のでちゃんとそっちまで歩いてきました。小さい山名板が1 つあるだけのピークです。有名な山だけにさぞかし展望も期 待、と思いきや何の展望もありません。ちょっとザックを下 ろしただけでそのまま進みます。笹に覆われた縦走路を進ん で、次は笠取山です。昔たけさんが画像掲示板に貼ったよう なところが出てきません。なんかごくごく平凡な山容でがっ かりです。が、山頂をこえると一変します。水源の高原風に 変わります。えっと、何の水源だっけ?荒川と、富士川と、 うーん、写真に写ってないからわかんない。で、笠取からお りきって水源のみちに入ったちょっと先のところが分水嶺に なっているんですね。こんな平地で本当に分水嶺なのだろう かと思うんですけど、ここに石碑が立っていて、小さな分水 嶺と銘名されています。ま、道標も立っているから多分ここ が分水嶺なのでしょう。
笠取方面の名物といえば水干ですけど、稜線伝いに歩くと水 干は通らないようで気づいたときには水干はうしろ、の道標。 というか、笠取を通り過ぎるまでは道標は最小限です。一応 分岐には立ってますけど、飛竜の分岐から将監小屋まで道標 は1本もないし、縦走路は初心者向きではないなあ。
って初心者で縦走路を頑張っちゃう人はいないか。

で、小さな分水嶺を過ぎたところでルートは右へ入ります。 ここの道標は(これに限らないのですが)裏向きでその場所 に行ってみないと確認できません。遠くから確認できれば ショートカットしたのに、律儀に道標の根元まで歩いて右へ 折れました。少し戻るようにして歩いて雁峠へ向かいます。 で、雁峠までは登山道は笹に覆われて足元が見えません。 なんとか踏み跡ははっきりしているかな、という印象もあ りますけど、まあとにかく主脈縦走路としてはひどいルー トです。雁坂峠までこんなだったらやだなあ、と思ったの ですが、ひどいのは雁峠まででした。ということは、新地 平から雁峠へ上がってきて、雁坂峠へ行って…という人が 結構多いことを物語っているのでしょうか。

雁峠到着は8時58分。なかなか気分のいいところです。 だんだん雁坂峠に近づいている様子で、あたりの様子も昔 見た雁坂峠の写真に似てきました。雁峠へは雁峠分岐から はものの10分です。
雁峠の無人の小屋は、当然廃屋で僕は泊まりたくない感じ。 雁峠から燕山(つばくらやま)への登り口のところに広場 があるから、ここにテントを張った方がよさげです(多分 違法)
水場のほうは、僕はよく確認しませんでしたが、出ている 感じではありませんでした。ちょっと下ったところなのか なあ。水場→の道標もありませんでしたので、いずれにせ よ探さないと手に入らない状況です。とりあえず、雁峠の 水場は枯れています。雁峠で水は手に入りません、と書い ておきます。

で、雁峠へやってきました。進むとすればあと3時間20 分です。簡単に3時間20分って言うけど、冷静に考える と半日行程なんだよな。しかもとりあえず燕山まで都合 300mののぼりをこなさなくてはなりません。が、時間 が時間なのでここはGo!でしょう。
雰囲気はいいですが、ここは我慢の登りです。背後に見え るあの平凡な笠取山はここからは特徴的な姿で見えます。 登りきったところは燕山ですが、この登り尾根ではスイカ なんてものは手に入りません(意味不明)
で、登りきったところで登山道は左へ折れます。ここに道 標がたっていて、燕山と書いてあります。2004mで 2004年の山です。本当は去年くるハズだったのですが、 1年病欠したために2005年の来訪…
で、あたりを見回すと北側の小ピークに山名板がかけられ ているのが見えるので、行ってピークを踏んでおきます。 到着は9時36分です。
…が、地図をよく見ると、山頂はこの位置ではなく登山道 をもう少し進んだ南側です。また山頂でない場所に山名板 がつけられていました。がー!!です。
まあ、この場合はしょうがないよな…本来の2004mの 位置には登山道がついていなくて立てないんだし…


で、燕山を過ぎるあたりから登山道に積雪が出始めます。 当然踏み跡なんて豪勢なものはなく、自分でズボズボと穴 をあけていきます。しかもトラバースのルートなので足場 が悪いのです。だいぶハマって歩みが遅くなります。
古礼山にはまきみちがついていますのでとりあえずまきみ ちを行きます。がこれが良くなかった。積雪大暴走モード です。すね位まで踏み抜くようになります。だいぶ苦しん で、反対側のまきみちと尾根道の分岐に荷物を置いて、こ こから空身で古礼山を往復です。なにしろこんなところ多 分5年10年はこないだろうから、後悔のないようにね。 で、行ってきました。まきみちより楽でした。
山頂には非常に立派な道標がたっていました。で、南面が やっぱり切り開かれていて、富士山が見えるようになって いる寸法です。が、まあ大したことはないピークです。到 着11時08分。
で、古礼山より高い水晶山には残念ながらまきみちはつい ていません。頑張って登ります。でもって、水晶山も展望 がない、しかもどうでもいいピークです。写真見る限りで はカラマツっぽい植生のような気がします。ベンチが用意 されているのでここへ荷物を下ろして休憩です。
あとはもう下るだけなので楽勝です。雁坂峠○キロ、と書 かれていますが、記憶では確か2.5キロ位だったと思い ました。山の2.5キロは1時間ではたどり着かない距離 です。ちょっとメゲますが、まあ下りだし時間も早い。サ クサクと雪を踏みしめて歩きます。で、やってきます雁坂 峠と雁坂小屋の分岐。いわく、雁坂峠1.3キロ、雁坂小 屋0.3キロ。三角形の長辺より短辺の方が長いおかしな 距離表示です。でもまあ道標が0.3キロって言うんだか ら0.3キロなんでしょ。と思って右手に下っていきます。 まったく踏み跡はありません。道を外れないよう慎重に方 向を定めていきます。で、はいやっぱり0.3キロでは着 きませんでした。1キロ近く歩かされたと思います。ま、 とにかく小屋へやってきました。12時36分着。結局今 日は人間の姿を見ることはありませんでした。その代わり 目の前でカモシカがこちらをじーっと見ていました。
で、小屋へきて、小屋番さんはすでに入山済み。多分黒岩 尾根を登って入山したのでしょう。こちらがまだ何も言う 前から宿泊?テント?ハイハイ、テントですよ。テント。 あんまりまくしたてられるもんだからビール買うの忘れ ちゃったじゃないですか。2日目の休肝日だゴラぁ。

で、記帳をしているときに、ふと前のページを見ると、 12月とか書いてあります。今年最初のお客さんじゃない ですか。まてよ、去年12月が最後ということは、去年最 後のお客さんは宍戸さん?あー宍戸さんとお隣さんですね。

雁坂峠小屋の水場は小屋が管理していて、小屋があいてい ないときは多分出ていないみたいです。僕が行ったとき丁 度水場が開通したようで、もう2時間くらい早く到着して いたら250m下まで汲みに行かなければならないところ でした。

雁坂トンネルが開通する前はこの雁坂峠小屋をR140は 越えていました。で、R140はトイレの中を通るトイレ 国道だったのです。今はR140はトンネルをこえてます けど、問題のトイレはまだ健在でした。黒岩尾根の登山道 はトイレの中を通ってあちらに続いています。

テント場は50張りと地図には書いてありますけど、本当 に50張りも張れるのかなあ。多分最盛期でも50張りに はならんと思うけど、1度50張りをどう張れるのか見て みたい気がするぞゴラぁ。
で、どこでもいいというので適当なところに張ります。が、 張った向きが良くなかった。夜半から風が出てきて、それ がまた見事に吹いている風がもろに当たる向きなんだわ。 なんか一昨年も黒部五郎小舎で見事に風が吹いてくる向き にテント張ったし、こんなパターンばっかりだな。 もう張っちゃったら動かすのは面倒なのでそのままじっと 耐え忍びます。
カレーロード2日目の夕食はハウスキーマカレーでした。

29日

今日は甲武信小屋までなので楽勝、もとい休養日です。今 日から連休なので今日はすれ違う人がいるでしょうか。昨 日より標高も上がってくるので積雪もさぞかし、でしょう。

5時にテント場を出発。コースタイム15分のところしっ かり雪をふみしめて25分かかって雁坂峠へやってきます。 えっと、これで日本3大峠の3分の1登頂。なんだい1つ 目かよ。うん、三伏峠は今はなき三伏小屋へは3度行った ことはあるけど峠へは行ったことないからねー。
もう1つはなんだっけ。針ノ木峠だな。
で、僕の地図には7〜8月お花畑と書いてありますけど、 まだ4月だからねー残念!ということで、別段特筆するよ うなこともない尾根を上がっていって、6時11分雁坂嶺 着。有名なピークだから展望もさぞかし、と思ったら再び 肩透かしです。雁坂嶺は何の展望もありませんでした。こ のあたりまでくると登山道は甲武信岳風味に変わってきま す。破風山へは8時1分の到着です。樹林に囲まれたピー クで相変わらず展望がありません。破不山とも書きまして 道標はこっちのようです。
破風山を過ぎると正面の展望が出ます。えーっと、多分正 面に見えるのは木賊山ですね。ということは、えー、あの 高い山を今日は乗り越していくわけですか?
破風山からは登山道は悲しいくらい下ります。なにしろこ れ、下った分だけ後で登り返すのですから悲しいです。で、 下りきったところが笹平で避難小屋がたっています。8時 41分到着です。先客が1人いました。縦走路でははじめ ての人です。この時間で昼寝中ですから多分前夜甲武信小 屋に泊まった人でしょう。

笹平の避難小屋はまあまあ綺麗で宿泊に適する…のですが、 霊感の強い人は多分無理と思います(意味不明)あの年は 僕があやうく発見するところだったからなあ(意味不明) 水場はくだって20分。くだって20分ということは登り はたっぷり30分はかかります。げー、だ。20分も下っ て水を得るつもりならもうちょっと歩いて甲武信小屋か雁 坂峠へ行った方がマシです。もちろんこんな水場が出てい るかどうかなんか確認しませんでした。

ここからはのぼりです。しばらく頑張ると鳳凰三山地蔵岳 風のところに出てきました。多分サイノ河原と呼ばれてい るところでしょう。9時24分着です。積雪の方はなにし ろ反対からのトレースもありますので思ったほど大変では ありません。雁坂小屋の親父のアドバイスにしたがってま きみちは通らず木賊山のピークを踏んで甲武信小屋到着で す。積雪は前にGWにきた年より明らかに少ない感じです。 カメラに時間の記録がないんだけど雁坂小屋から5時間30 分だから多分11時30分と思います。昨日6時間くらい かかると言われてたけど、見事約6時間、かかりました。 休養日と思ったけど着いてみれば結局普通の日でした。

で、甲武信岳だけは小屋泊なので受付…と思ったのですが、 どうやらみんな出払っているようです。あーあ電話鳴って るよ。しーらないっと。で、小屋の前のテラスでぼーっと していると、さすがは好天のGW初日の百名山。次々と人 が通ります。でもなんか山頂へ行く人と帰る人が多くて泊 まり組はなかなかいないようです。そのうち学生団体が到 着して目の前で昼食をはじめます。ヒトの昼食の前でぼーっ としているのもアレなので、明日踏む甲武信岳の山頂へ今 日も行ってくることにしました。甲武信岳へは小屋から空 身で10分ちょっと位です。展望は初日2日目と比べると もう春霞が出てしまって残念な状態です。が、八ヶ岳位ま では見通せるようでしょうか。あさって行く金峰山方面は あまりに雪が少なくてはじめはそれとわからない位です。 まあ甲武信岳はさんざん来ているし、展望もイマイチなの でさっさと下山してきて再びぼーっとしてます。今日は小 屋開け本番初日ということで小屋番さんも忙しくてかまっ てもらえません。

甲武信岳の水場はまだ出ていないようで、多分去年のうち に貯めといたのでしょう、タンクから水を汲む仕組みです。 水は有料で1L50円となっています。

凄いです。今日の宿泊者、50人。こんなにいっぱい人を 見たのは高尾山以来です。で、晴れて受付を済ませて、お 客さんと乾杯〜。小屋番さんと乾杯〜。久しぶりに酔っ払 いました。
カレーロード3日目の夕食は甲武信小屋カレーでした。

30日

今日は1ビバーク覚悟で大弛峠までです。といっても、ケ ツカッチンです。緻密?な計算の末出発を1日遅らせて予 備日なしで入ってます。今日大弛まで行けないと横尾山越 えは諦めないといけません。ホントはもう1日遅らせると 大弛から甲武信までトレースがバッチリだろう、という読 みなのですが、病院通いの都合上これ以上日程は動かせま せん。なんとも不自由な体になってしまったものです。
でも、明日のこともあります。一応大弛まで10時間と読 みました。10時間進んで国師ヶ岳にたどり着けなかった らビバークにしようと決めてのスタートです。
ビバーク覚悟なので水が2L。一番重い日になります。
で、小屋を6時スタート。山頂で昨日乾杯したグループと 遭遇して写真を撮ります。でもって、千曲川源流方面分岐 まではトレースもバッチリですが、それをこえると予想通 り足跡の1つもありません。こういうのもラッセルってい うんですかねえ。踏み抜くとひざ位までしっかりともぐり ます。熊さんじゃありませんけど、ワカンがあった方が楽 なパターンだったのかもしれません。
水師(2396)は以前の地図ではミズシとカタカナで書 かれていました。山名板はカタカナになっています。展望 のないピークです。富士見(2373)は名前と違ってまっ たく展望がありません。ここで登山道は直角に折れますが、 ロープが張ってあるのでここで道を間違えることはないで しょう。で、久方ぶりに展望が出ます。ここは両門ノ頭 (2263)でしょう。
こちらはラッセルで進んでいるのに、後ろからは誰もやっ てくる気配がありません。結構国師とか大弛とか言ってい た人は多かったのに、なんだよみんな口ばっかりかよ。今 年は交代要員がいるぜラッキーと思ったのに、こうなった ら1人でも行ってやるよ。ふんだ。

で、両門ノ頭を過ぎる頃、現在地を特定できなくなります。 まあ尾根伝いだしテープも貼ってあるし道を間違えること はなかろうと思ってラッセルに専念します。予想よりはき つくありませんが、長期山行の鉄則頑張ってはいけない、 が効いています。あんまり頑張らずにだましだまし進みま す。
スパッツをしてても、スパッツの上まで踏み抜くので雪が 入ってきます。靴下はもうぐちゃぐちゃで何か靴のほうか らはぴちゃぴちゃと音がしています。良くありません。冬 山なら凍傷になるところです。
で、いけどもいけども東梓(2271.6三角点)がやっ てきません。散々歩いて、どうやら見落として通り過ぎた んだな、と思った頃にピークの上に四角の標柱がみつかっ たときには愕然とします。ウソだ、嘘だと言ってくれ。で、 上がってみて確認するとただの境界票のようでした。標柱 が雪の上に出ているくらいですから積雪量は推して知るべ しです。
このあとすぐ国師ノタルへやってきます。やっぱり東梓は 見落として通過してしまったようです。さんざん歩いて、 2150あたりまで下ってきた計算になります。最悪この あたりでビバークかと思ったのですが、結構いい時間で通 過です。
今日の最高点は2600ですので450mの登り。ここで 高度計をあわせます。あとはじっと目を閉じて、高度計が 上がるのを耐え忍びます。と、何か物音がします。もう少 しよく見てみると、人がやってくるようです。おおっ人だ 人だ。でももうお昼も回っています。大弛からにしてはちょっ と時間が遅すぎます。この時間では今日中には甲武信岳に たどり着けそうにないような気がします。ちょっと遅れて いるのでしょうか。大丈夫でしょうか。
続いて10分くらい遅れてもう1人やってきました。今日 はM8さんとすれ違うはずなので装備をチェックしてみま したがどうやら違う人みたいです。
ということで、この苦しい登りはトレースありに変わりま した。これで楽になるフンだ。と思ったのですが、たいし て変わりません。足跡はえらい深いし、歩幅は合わないの で結局自分で足跡つけないといけないし、しかも足跡の上 を歩いているのになぜか沈みます。結局あんまりペースが 変わらず、トレースがついて楽になったのはルートファイ ンディングをしなくて済む点だけでした。で、国師ヶ岳へ やってきたのは14時16分。展望はすっかり春霞です。 せっかく上がってきたピークなのだからもっとゆっくりす ればいいのですが、今日は時間もおしているので数分で出 撃です。北奥千丈岳も往復して、あとは下るだけです。と、 前にやぐらのようなものが出てきました。なんだあれは、 と思って近づいて見るとどうやら登山道の階段のようです。 で、上がりきると前国師の道標。どうやら国師ヶ岳と大弛 の間は公園のように整備されてしまっているようです。度々 木道の上を歩かされて、結局大弛へ着いたのは15時20 分。思ったより早く着きました。
時間は9時間20分ですからほぼ計算通りです。コースタ イムの1.5倍までいきませんからやっぱり楽な部類でしょ う。結局今日甲武信岳から大弛へやってきたのは僕一人だっ たようです。
で、テントの受付です。どうやら僕の前に受付したのが M8さんだったようで、僕が思ってたよりも1日行動が遅 いようです。多分初日は瑞垣でも行ってたのでしょう。

で、一番奥の道路に近いテントサイトを確保します。まだ 積雪が残っているので踏み固めて、でテントを張りますが この日の設営は30点で赤点です。枕元が傾いてしまって いますしペグが全然効いてなくてフライがまともに張れて いません。床が平らでないところでうっかりしてビールを ひっくりかえしてしまいます。酒の一滴は(以下略)です。 さらに水を入れた鍋までひっくり返してしまいます。
が、ふき取ろうと思って紙を探すとありません。どうやら 甲武信小屋に紙を置いてきてしまったようです。どうしよ う、紙がないと縦走は続けられません。こういうときは困っ たときのトイレ頼みです。幸い、大弛には林道がやってき ており立派なトイレもあります。で、覗いて見ると紙はあ りませんでした。まあ、雨具を置いてくるよりはマシか。 で、登場願ったのは靴下。こいつでテントに溜まった水を 吐き出して、で、靴下干します。といってももともと日が 出ていない日の5時すぎ。干したところで乾くはずもあり ません。明日は辛い1日になりそうです。
テントはえーっと5張か6張位だったでしょうか。甲武信 からきたのは僕だけですし、まさか林道を歩いて上がって きた酔狂な人はいないでしょうから、みんな金峰山をこえ てやってきた人と推測されます。これだけ歩いていれば明 日はトレースはバッチリでしょう。

大弛への林道(川上牧丘林道)は大弛峠の目の前までやっ てきています。が、12月1日から5月31日まで通行止。 小屋番さんも車でこれませんから謎な手法で入山したよう です。駐車場は15台分くらいでしょうか。大弛峠にはト イレが設置されています。車でこれる場所にしてはビール が高いよなあ。その代わり品揃えは良かったです。
大弛峠の水場は小屋の施設内なので小屋があいてない時期 は多分使えないと思います。

カレーロード4日目の夕食は銀座カリーでした。

1日

5時28分にスタートします。昨日靴下を絞って着干しし たおかげで、ちょっと濡れてはいますがまあまあ快適に歩 けるくらいにはなりました。今日金峰山方面へ向かうのは 僕1人でしょう。出ようとすると、金峰山いくの?雪がす ごいから2時間じゃ行かないよ、とか言われます。そりゃ 夏タイムで2時間30分ですから誰も2時間で行くとなん か思ってません。でもトレースがバッチリですから2時間 30分あれば行くはずです。で、実際には2時間40分で 登頂です。特に登りで苦しいところはないんですけど結構 歩かされました。トレースはしっかりしていましたがまだ ちょっと踏み抜くところがありました。山頂直下までくる と森林限界をこえてハイマツの中をいくようになります。 山頂付近は雪が風で飛ばされてしまうらしく岩が露出して いる所が多かったです。
金峰山は2度目の登頂です。前回もゴールデンウィークだっ たんだよなあ。前回より明らかに雪は少なめです。
金峰山からのくだりは、南側がちょっと切れ落ちていると ころが多く注意が必要です。特に千代の吹き上げあたりは 山梨県側へ近寄らない方が賢明でしょう。やがて登山道は 樹林の中をくだっていきます。ここまで降りてくれば危険 なところはありません。
2200付近で雪が氷化しているところが多くなり、せっ かく持ってきたからとアイゼン装着です。前回は大日岩か ら下が凍ってしまっていて下るのに6本爪では下れないよ うな状況でした。が、今年は大日岩から下は積雪がない状 態。大日岩で装着したばかりのアイゼンを外します。結局、 この縦走アイゼンがなくてもなんとかなった、ということ になります。
大日岩から下はかなり急ですが、距離は短く、たぶん30 分位で大日小屋へやってきます。こちらはまた凄い数のテ ントが張られています。すれ違う人の数も凄い数です。で、 もう30分くらい下ると富士見平です。こちらのテントの 数もまたびっくり。ここで昼食のラーメンにして水の補給 です。調理用が2L、行動用が1.5L。目一杯給水しま す。
富士見平の水場は小屋から3〜5分ほど下ったところです。 水量のほうはじゃかじゃか出ていました。
で、もう30分下ると瑞垣山荘、下界です。12時10分 の到着。とりあえずコーラ、と思って自販機を見ると売り 切れです。しかも150円です。ここは諦めて引き下がり ます。

ここにも立派なトイレがあるので覗いてみますがやっぱり 紙はありませんでした。紙が手に入りません。で、バスの 時間を見ると40分後。さらに明日は雨とくればもう帰る しかないでしょう。これで下山決定です。で、少しウロウ ロして、あれ?今信州峠に向かって歩いてる?なんか歩い ているようです。
瑞垣山荘から信州峠間の登山道は良く整備されていて、歩 くと足が痛くなります。って、登山道じゃなくて舗装道路 ですから〜残念!僕の手元の分県登山ガイド山梨県の山に は徒にて歩くにはあほらしい程の道と書かれています。こ んなとこ歩くなんて酔狂ですね。しかも、僕舗装道路を長 時間歩くと足を痛めてしまうのです。これも足をかばいな がらだましだまし歩いていきます。で、信州峠までは2時 間の舗装された車道歩き。信州峠には2時8分の到着です。

信州峠には10台くらいの未舗装の駐車場があります。今 日はここへテントを張るつもりだったのですが、明日は雨、 とくれば行ける所まで行っておきたい。この足で横尾山へ 向かいます。キツいところは50mくらいですが、右足の 筋がピキピキ言ってます。やっぱり舗装道路でダメージを 受けてしまったようです。右足をかばいます。で、上がり きるとカヤトの原になります。さすが信州の展望台。金峰 山方面から周囲が一望です。でも、ここからが長かった。 地形図でも山頂までは結構距離があるのですぐには着かな いだろうと思ったのですが、そろそろかな、と思った場所 からなんと偽ピークに騙されること7回です。あんた騙さ れすぎ。標高はカヤト原から20m位しか違わないので地 形図でもほとんど等高線がありませんし、高度計も全く役 に立ちません。読図の厳しい山でした。
信州峠から横尾山間は踏み跡もしっかりしており危険なと ころ迷いやすいところはないでしょう。ダメ押しでしっか りした踏み跡の上にあちこちに赤テが貼ってあります。
信州峠に1台車が止まっていたので、こんな時間に車止め ているなんて絶対(山梨百名山)ハンターだろう、と思っ たのですが、この人とはついぞすれ違いません。信州峠か ら小川山方向には踏み跡も全くついていませんでしたので 入山とすれば横尾山しかない筈ですが、一体この人はどこ へ行ってしまったのでしょう。

で、問題は横尾山から先です。赤破線ルートですが、事前 の調査によりますと踏み跡のない場所もあるらしい結構厳 しいバリエーションルートになるみたいです。で、踏み出 します。薄いですが踏み跡もあります。で、あちこちにピ ンクテープが貼られています。なんだこれだけテープが貼 られていれば楽勝じゃん、と、思ったのですが少し進むと 左手に牧場への下降路をわけて、それをこえるとテープの 数がぐっと減ります。
雨の中地図を片手に歩くのは辛いものがあります。できれ ば今日中に読図の難しそうなところはこえておきたい。と すると、あわよくば飯盛山まで、それがダメでも槍 (1720)あたりまでは行っておきたいところです。
で、横尾山が3時18分。トーフ岩(1704)が3時59分。 ここには巨大な岩があるので場所が完全に特定できます。 トーフ岩のところでは右側の尾根に入らないよう左手を行 きます。で、もう少し行くと木賊ノ頭(1704の西の小 ピーク)の手前で左へ折れるのですが、この場所、直進の 木賊ノ頭方向の方が道がしっかりしているので、よほど注 意していないとこちらへ引っ張られてしまいます。事前の 調査で、ここで間違えたというサイトをみつけて、僕はそ んなヘマしないぜ、と思っていたのですがやっぱりいって しまいました。木賊ノ頭には地図には書かれていませんが 三角点標柱があります。漫然と歩いていて三角点標柱が出 てきたら、行きすぎですので引き返します。多分この踏み 跡は途中で消滅して道迷いになってしまうのでしょう。
木賊ノ頭のところで左へ曲がれたら、あとは尾根伝いです ので槍までは楽勝です。槍を登りきって、下り始めますが もう踏ん張りがききません。5時半から行動をはじめて、 ろくな休みもとらずすでに5時ですから行動時間11時間。 昨日も10時間ですから、ま、限界当然、という感じです。 とりあえず目標はクリアしたのでそろそろテント場探しで す。と、目の前にいい具合にスペースがあります。今日は この槍の肩を寝床にすることにします。
テントもシュラフも濡れていますがこれは止むを得ません。 最終日ですから何とかなるものです。地面が黒土で踏まれ ていなくて柔らかいのでテントが汚れます。テントを張っ たと同時に雨が降り出してきました。なかなか寝付かれず 夜外へ出ると、樹林越しに夜景が見えました。これは明日 楽だ、と思ったのですが、明け方同じように外へ出てみま すと大ガスです。読図としては難しいパターンになってし まいました。

2日

朝は雨は降っていませんでした。が、笹のやぶこぎは笹が 濡れていると辛いので雨具装備で行きます。すぐ下が三沢 ノ大ダルで、1664.7の東側あたりまでくると稜線伝 いに牧場のものと思われる柵が出てきます。これで読図は だいぶ楽になりました。が、やぶの方は木の枝が一杯出て いて大変です。踏み跡は出たり出なかったりします。
1616から峠へ下る最後の10mはやっぱり難しかった です。牧場の柵伝いにずっと行くこと2時間。どうやら 1643へやってきたようです。左の柵が切れていていか にもここを入ってくださいといわんばかりです。正面にも 道がついています。飯盛山が見えていれば楽勝ですが、目 の前のはずの飯盛山はガスの中で見えません。
さてどっちへ行こうと思案して、左のほうへ行ってみるこ とにしました。ピンポン、正解です。ほどなくして「飯盛 山すぐそこ」の道標にいきあたりました。道標に従って南 へ下ります。風が吹きすさんでまるで3000mの様子で す。6時37分山頂到着。周囲は何も見えません。周囲に 樹林がありませんので多分晴れていれば八ヶ岳とか南アル プスが良く見えるのでしょう。今日はすぐ引き返します。

飯盛山から先は一般ルートなので余裕です。清里駅方面へ 下ります。4.2キロと表示されています。山の4.2キ ロはたっぷり2時間でしょう。長いな。
花も咲かない殺風景な登山道を下ります。50分くらいで 舗装道路に下りてきてしまいました。
あとはひたすら舗装道路を歩きます。清里駅から甲斐大泉 駅をこえて、4時間40分、飽きるほど歩きました。

最後は長坂駅にたどり着いて、中央線〜青梅線と乗り継ぎ 最終の丹波行きバスで車を回収します。車の回収に6時間 もかかってしまいました。

これで、大洗公園(太平洋)〜畑薙〜聖岳〜塩見岳〜甲斐駒〜 長坂駅〜清里駅〜金峰山〜甲武信岳〜雲取山〜奥多摩駅〜 大岳山〜御前山〜奥多摩湖、と赤線がつながりました。
日本海は遠いな〜。

検索用

飛竜山・飛龍山−山梨百名山・関東百山・関東百名山・甲州百山
唐松尾山−関東百山
笠取山−関東百山・関東百名山・山梨百名山・甲州百山
雁坂嶺−山梨百名山・甲州百山
破風山−山梨百名山・甲州百山
甲武信岳−深田百名山・山梨百名山・関東百山・関東百名山・甲州百山・女性のための百名山
国師ヶ岳・国師ケ岳−山梨百名山
北奥千丈岳−甲州百山
金峰山−深田百名山・山梨百名山・新日本百名山・甲州百山・女性のための百名山
横尾山−山梨百名山・甲州百山
写真 駐車場はここを使いました
写真 ここから入山します
写真 1本目の道標はここに立ってました。廃屋の前です
写真 稜線に上がってきます。気持ちいいところです
写真 稜線の様子
写真 竿裏峠の道標
写真 竿裏峠の様子
写真 熊倉山です。展望はありません
写真 熊のつめあと
写真 熊倉山〜前飛竜の様子
写真 前飛竜の道標。前飛竜のピークの手前の露岩のところにたっていました。
写真 飛竜山の山頂から50mくらい奥にいった三角点に立っていた道標。
写真 ちょっとちっこいですが、富士山。飛竜山の三角点と山頂のちょうど中間くらいのところから見えました
写真 あれに見えるが南アルプス。
写真 菩薩様の方向かなあ、富士山かなあ。
写真 将監小屋におりてきました。
写真 2日目です。将監小屋から将監峠に向かって歩きます
写真 将監峠から唐松尾山の間
写真 唐松尾山の山名板。山頂からの展望はありません。
写真 笠取山の山頂からの展望と思います
写真 笠取山を小さな分水嶺方向からみたところ
写真 分水嶺の碑
写真 雁峠小屋の様子。すっかり廃墟になって、僕は泊まる気はしないな…
写真 笠取山です。
写真 燕山の山頂標識。2004年の山ですが、今年は2005年。
写真 古礼山も敬意を表して登頂です。立派な道標がたってました。
写真 古礼山からの展望です。一応富士山は見えていましたが、写真ではかすんでしまっていて何がなんだかわかりません。
写真 水晶山の山頂。
写真 水晶山の山頂の様子。展望はありません。
写真 水晶山からのくだり。積雪はこの位で、たいしたことはなさそうに見えるんだけど…
写真 雁坂小屋のようす
写真 3日目に入りまして、雁坂峠の様子
写真 雁坂峠から雁坂嶺への登り
写真 雁坂嶺
写真 破風山の道標
写真 破風山から少しいったところ。正面が木賊山と思います。
写真 笹平避難小屋の様子
写真 笹平付近の積雪具合。写真を見るとたいしたことなさそうなんだけどなあ。
写真 サイの河原と思います
写真 木賊山の山頂。
写真 甲武信小屋の様子
写真 甲武信岳山頂の道標
写真 甲武信岳山頂から金峰山(奥)方向を見る。積雪が少なくて一瞬金峰山であることがわかりませんでした。
写真 シャクナゲのはっぱ。多分6月には…
写真 国師ヶ岳山頂
写真 国師ヶ岳山頂から北奥千丈岳方面を見る
写真 北奥千丈岳方面へのふみあとはこの位でした
写真 北奥千丈岳の山頂。展望はひらけているみたいですが天候に恵まれません
写真 国師ヶ岳から大弛へのくだり。しばしば木道の上を歩きます
写真 5日目に入りまして、大弛峠から金峰山へ入るところ
写真 朝日岳の山頂
写真 朝日岳から金峰山方面を見る
写真 鉄山を巻き巻きするあたり
写真 ハイマツ帯に入りました。いよいよ山頂です
写真 金峰山山頂。たしか金峰山も三角点と山頂の位置が違う山だったような記憶があります
写真 金峰山〜瑞垣山荘間は道標はよく整備されています
写真 大日小屋の様子
写真 富士見平小屋の様子
写真 瑞垣山荘へおりてきて、で、舗装道路歩き
写真 忌まわしき植樹祭(別名自然破壊行為)
の会場入り口
写真 黒森上あたりから瑞垣山を見る
写真 信州峠への道路の様子。歩いて登るのはバカバカしくなるような道です。
写真 信州峠の駐車場の様子。
写真 ここが横尾山の登山道の入り口です。
写真 信州峠−横尾山の登山道の様子。ピンクテープも貼ってあります
写真 横尾山の山頂。展望はありませんが、少し下のカヤトの原あたりは気持ちのいいところです
写真 だいぶガスが上がってきてしまいました
写真 横尾山−槍の間。ふみあとすらありません
写真 ふみあとはこの位です。
写真 トーフ岩へやってきました。巨大な岩なので見落とすことはないでしょう。ここを左手に入ります
写真 これは踏み跡がはっきりしているところ
写真 槍の水準点です。
写真 槍の肩からの展望。このあとポツポツと雨(というか、雪)がふってきました
写真 今日はここをテント場にします
写真 翌朝の展望中央左が富士山です
写真 八ヶ岳方面の展望。この後すぐガスってしまい展望が出たのは一瞬だけでした
写真 久方ぶりに道標に出会います。飯盛山はすぐそこ。野辺山駅方面への登山道もあるようです
写真 飯盛山山頂の標識
写真 このように、まったく展望はありませんでした。迷わないうちにもとの道へ帰ります
写真 飯盛山−清里駅間の登山道はしっかり踏まれています
写真 飯盛山登山口へおりてきたところ。ロッジみたいな建物がたっています
写真 清里駅への舗装道路あるき。右側は牧場だったようで牛さんとご対面でした
写真 清里高原有料道路から、南アルプス方面を写真にとったんだけどイマイチわかりづらいかなあー。中央あたりが甲斐駒です。
写真 甲斐大泉駅ちかくの日本一展望の良いコンビニ、だそうです。
写真 北杜市大泉「町」西井出にあった看板。
写真 長坂IC近く。ここを歩いて駅まで行きました

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 親川
−丹波天平−飛龍山−将監小屋(泊)
−唐松尾山−笠取山−雁峠−雁坂峠(泊)
−雁坂嶺−破風山−笹平−甲武信小屋(泊)
−甲武信岳−水師−東梓−国師ヶ岳−北奥千丈岳−大弛峠(泊)
−朝日岳−金峰山−富士見平−瑞垣山荘−黒森上−信州峠−横尾山−木賊ノ頭−槍の肩(泊)
−飯盛山−清里駅−長坂駅
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
難易度 紹介したルートのうち、横尾山−飯盛山間はバリエーションルートです。他のルートも道標が少なく、また長期縦走をこなせるだけの力量が必要です。
所要時間 (1日目)
親川−丹波天平 2時間50分
丹波天平−竿裏峠 40分
竿裏峠−前飛竜 2時間50分
前飛竜−飛竜権現 40分
飛竜権現−飛竜山往復 35分
飛竜山−将監小屋 2時間30分
(2日目)
将監小屋−山ノ神土 25分
山ノ神土−唐松尾山 1時間10分
唐松尾山−笠取山 2時間
笠取山−雁峠 30分
雁峠−雁坂峠小屋 3時間20分
(3日目)
雁坂峠小屋−雁坂峠 20分
雁坂峠−雁坂嶺 40分
雁坂嶺−破風山 1時間40分
破風山−木賊山 2時間20分
木賊山−甲武信小屋 15分
(4日目)
甲武信小屋−甲武信岳 20分
甲武信岳−ミズシ 30分
ミズシ−富士見 1時間10分
富士見−東梓 1時間
東梓−国師ヶ岳 2時間20分
北奥千丈岳往復 30分
国師ヶ岳−大弛峠 40分
(5日目)
大弛峠−朝日岳 1時間30分
朝日岳−金峰山 1時間10分
金峰山−大日岩 1時間30分
大日岩−大日小屋 30分
大日小屋−富士見平小屋 30分
富士見平小屋−瑞垣山荘 30分
瑞垣山荘−黒森上 1時間40分
黒森上−信州峠 1時間
信州峠−横尾山 1時間30分
横尾山−豆腐岩 1時間
豆腐岩−槍 1時間
(6日目)
槍−飯盛山 2時間15分
飯盛山−飯盛山登山口 1時間10分
飯盛山登山口−清里駅 1時間
  清里駅−長坂駅 4時間
他の季節 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
トイレ 親川にはありません。
将監小屋にあり普通
雁峠山荘にはありません
雁坂小屋にあり普通
笹平避難小屋にはありません
甲武信小屋にあり普通
大弛小屋にあり普通
富士見平にあり普通
瑞垣山荘にあり普通
信州峠にはありません
飯盛山登山口にはありません
清里駅−長坂駅間にはなかったと思います
水場 親川−飛竜権現間にはありません。
飛竜権現先の大ダルの水場は出ていませんでした
将監小屋の水場は良く出ていました
雁峠山荘前の水場は出ていないものと思われます
雁坂小屋の水場は出ていました。本文参照のこと
笹平避難小屋下20分の水場の状況は不明です
甲武信小屋の水は有料。1L50円。
甲武信小屋〜国師ヶ岳間に水場はありませんが、雪を溶かして水を作れるくらいの積雪があります(落ち葉や木屑が一面混ざっていてあまり雪の状況は綺麗ではありません)
大弛峠の水場は出ていましたが小屋内なので小屋が営業していない期間は使えないものと思います。
大日小屋の水場の状況は不明です。
富士見平の水場は良く出ていました。
瑞垣山荘の水場の状況は不明です。
瑞垣山荘〜黒森上間は水場はありませんが、自販機がいくつか点在しています。
黒森上〜信州峠〜飯盛山〜飯盛山登山口間には水場はありません。
避難小屋 笹平避難小屋は綺麗で宿泊に適しますが、霊感の強い人にはおすすめできません。
幕営適地 丹波天平付近に快適な幕営適地あり。多分違法。
竿裏峠に幕営適地あり。多分違法。
飛竜権現に1張分の平らなスペースあり。多分違法。
飛竜権現〜将監小屋間には適地ありません。
将監小屋前が幕営指定地です。50張となっていましたが50張は厳しいと思います。水平な場所は少ないです。
山ノ神土付近に平らなスペースあり。多分違法。
笠取山先小さな分水嶺付近に幕営適地あり。多分違法。
雁峠の前あたりに幕営適地あり。多分違法。
古礼山山頂あたりに多分幕営できるスペースがあります。多分違法
雁坂小屋が幕営指定地です。50張となっていますが、10張位が限度じゃないかなあ。
笹平付近に幕営適地あり。多分違法。
甲武信小屋前が幕営指定地です。あまり一杯は張れないと思います。
ミズシ山頂付近に幕営適地あり。多分違法。
国師ノタル付近に幕営適地あり。多分違法。
国師ヶ岳山頂付近に幕営適地あり。多分違法。
大弛峠小屋前が幕営指定地です。20張くらい。
大日小屋前が幕営指定地です。
富士見平小屋前が幕営指定地です。
瑞垣山荘前で張るのはやめておいた方がよさそうです。
信州峠は駐車場に張るようです。
横尾山手前の1段上がったカヤトの原付近に幕営適地あり。うーん、おそらくここまでくれば合法なような気もするが…
横尾山山頂付近は幕営に適しません。
横尾山−飯盛山間はほとんど幕営適地がありません。僕が使った槍の肩のスペースも1人用の小さいやつだからかろうじて張れたという感じです。
交通 奥多摩駅から丹波行きのバスに乗り親川で下車。1日5本。奥多摩駅から740円と思います。駐車場まで舗装
車の場合深山橋から15分くらい走ったところ。駐車スペースは路肩です。
キャブコン可、マイクロ可、トレーラ可、大型バス不可
登山計画書 登山口では出せません。
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他  

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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