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「今年もすきやきの神様が枕元にたちました」
「いつもの年は夏じゃないですか。今年はだいぶ早いな」
「いや、地球温暖化の影響ですきやきの神様もだいぶ季節が早まって」 「って、すきやきの神様に地球温暖化が関係あるんか?そもそもすき  やきの神様って一体何だ?」
「いや、毎年夏になるとすきやきの神様が枕元にたつんですよ。明日  の小屋の夕食はすきやきだぞって」
「どうせ自分で背負うんでしょ」
「いや、自分で背負うんですけどね…」
「しかも自分でお金出して食材調達するんでしょ」
「いや、自分で食材調達するんですけどね…」
「そういえば、すきやきの神様ってどんなの?っていう質問がTwitter  で流れてたよね。なまたまごを巻いているんですか?って」
「その者金色の衣を身にまとい…伝説は成就された」
「ナウシカかよ!」
「金曜日に小屋へメールしたんですよ。明日行くよ〜って」
「久々のプライベートに甲武信岳ですか?」
「いや、天上山が今年5年だか6年だか連続でキャンセルになっちゃっ  て、どうせ雨だし、ストックをクルマの中に積んだまま車検に出し  ちゃったから行けるところは限られる」
「キャンセルがまたアホみたいな理由でしたね」
「金曜日の午後になってだよ、宿泊予定の宿から、明日営業ができない とかメールが入ってねえ」
「それでプライベートなのに甲武信岳なのね。メールしたらどうなったの?」
「明日は暇だから来週にしてくれって言われた」
「…」
「…」
「諦めろ。わっきーさんは労働力としか見られていない」
「…」
「…」
「悔しいからテント背負って、テン場代も払って、小屋番には何も食わ  せずに1人でテラスですきやきしようかと思った」
「お一人様すきやき…寂しいな。それで?」
「しようかと思ったんだけど、悪気はなかったみたいなんで、今年も  小屋番にすきやきを食わせることにした」
「食わせることにしたんだ。やめときゃいいのに」
「明日お客さんは○人しかいない、とかいうんで、お客さんの分も買っ  た。どうせ明日は雨だから当日キャンセルも出るはずだ」
「もし増えたらどうするんですか」
「大丈夫。山ヤはおいしいものをかぎわける力が足りない。小屋の食  事がすきやきの日に限って誰もお客さんがこないと相場が決まって  いる」
「前例がありましたね」
「小屋ですきやきじゅうじゅうしていた日に、オトモダチが釜の沢上  がってきて、小屋のわきを通過していながら小屋へ寄らず下山しちゃっ  た。寄ってたらすきやき食えたのに」
「だから、オージービーフだからダメなんですよ」
「やっぱ、オージービーフはダメか…ピロリロリン、あ、小屋からメー  ルだ」
「コーラがピンチ」
「要するにコーラ背負ってくれってことだよね…今日は完全にプライベー  トで行くのに」
「まあ、仕方ない。この時間だともうあいている店がないから、甲府のド  ン・キホーテで買っていくことにするよ」
「何本背負うんですか?」
「1箱買って、半分背負うようかな。食材も10キロ近いし、カメラが2 台と三脚だから、カメラも4,5キロある。その他にアイゼンとか個人装 備がどう少なく見積もっても7,8キロある。コーラだって12本で6キ ロ半だから微妙に30キロに届くか届かないかの重量になる」
「今年初ボッカですね」
「なんでプライベートで山行くのにボッカなのかよくわからん」
「まあ、とりあえず家出ましょう」
「そうすることにしよう」

ということで、家を出まして、R20を西へ向かいます。上野原と鳥沢の 間くらいの、少し前マツモトキヨシだった場所の若干手前。

「350.1を受信しました」

えっ?21時30分だよ。あたりはナンバー読めないくらい真っ暗なんだ よ。そもそも完全にノーマークな場所だし、こんな時間にやってんの?と か思ったんだけど、何かあるとね、と思って減速しとくと、やってました。 前の車は10くらいで止められてたんで、あれは通る車片っ端からだよな。 あれで捕まらないのは正直ムリだと思う。捕まらないけど。

まあ、交通安全運動期間中に赤切符違反の速度で走り回っている人はご苦 労なことです。僕らのためにも捕まっといてください。

というわけで、夜半からミソがつきまして、さらに川上村秋山地内で猛烈 な眠気。梓山にたどりつけず仮眠で登山口についたのは明るくなってから。

今日は背が高い車なんでゲートの中へ入れようかとも思ったのですが、ま あいいやと思って駐車場から歩き始めます。どう控えめに見てもザックの 重さは30キロをこえました。GTOです。

「グレートティーチャーお…」
「違います。がっつりつめこんで重い、の略です」

このザックをね、おろして、写真を撮るわけなんですけど、おろしたらも う背負えないんですね…2,3枚撮ったらもう写真はいいや、ってことに なりまして、歩いていくと雨ですよ。降雨予想は0.3ミリとかいうんで、 今日は大丈夫だろうと思っていたのですが、かなりだだ降りです。
こんなはずじゃなかったブツブツ…とかいって雨具を着込みますが、やっ ぱり甲武信岳は雨が綺麗。源流碑あたりはガスが上がってきて最高な状態 です。

「何が最高なの?」
「そりゃ、疲労度に決まってるじゃないですか。もう重くて死にそうだよ」

源流まで0.35キロ標のあたりで雪が出てきます。カメラ入ってるから転べ ないし、カチカチだったのでアイゼンをつけたのですが、微妙でした。す ぐ先はゆるい雪で、さらに先は雪がない。結論からいうと、源流碑までは アイゼンなしでいける状態でした。
源流碑から先は30分ばかりのしょっぱい登り。登り切ると縦走路に出ま すが完全に土が露出しています。ここを左に折れ、山頂へ。


山頂からの展望はおおむね300度くらいです。300度、まっしらです。 まあ、雨だからしかたないやね。山頂には誰もいませんし、長居してもい いことはなさそうなのでさっさと小屋へ下ります。

ちなみに、山頂直下の道標は、僕と徳さんとで今年石垣積んで整備したん ですけど、ちょうど上がってきて歩くところに立ってるような気がしてね え。僕的にはあまり好みでない感じ。

「たまに、365度の展望とか言う人いるよね。ちょっと首が回りすぎ。た ぶん羽振りがいいんでしょうねえ。僕なんか首が回らなくて大変なのに」 「はいはいそういうことは言わないの」

山頂から小屋の間はほとんど雪を踏まない状態になったので、西沢渓谷側か ら上がってくる分にはもうアイゼンは要らないか、忍ばせておく程度で十分 な状態かと思います。

「きたよー。今日はコーラ飲み放題って聞いてきたんだけど」
「何本背負ってきた?」
「みてろー、いーち、にー、さーん…」
「12本か?まだ出てくるな」
「にじゅういち、にじゅうに、にじゅうさん、にじゅうよん」
「1箱背負ってきたのか。13キロあるんだよな」
ということで、1箱全部ザックに入れたんですね。そりゃ、重いはずだ。

「飲み放題だって聞いたんだけどコーラ飲んでいい?」
「飲んでいいけどお金払ってな」
「……」

「あと、カメラ交換〜」
ということで、小屋に1台カメラおきっぱにしてある小屋置きのカメラ (というか、小屋番に貸している)をOM-DからPENに交換です。 小屋置き用のマクロレンズを1本背負ってったんで、小屋番と3人でマク ロレンズ遊び。

「でもって、すきやきの神様が立ったんだけど」
「すきやきよりしゃぶしゃぶのほうがいいんだよなあ。すきやきは匂いが 出るし」
「お客さんの分も背負ってきたから。どの位キャンセル出た?」
「増えた」
「げっ」

雨予報で増えるのは想定外だった。やっぱり小屋番だけでやるか…という 流れになりかけましたが、最終的にお客さんと食べて歓談ということにな りました。さすがに1人あたりの割り当ては少なかったですが、お客さん と卓を囲んで歓談するのは楽しいものです。

「いやー、仕事しているんで小屋の人かと思いました」とか言われるし。 やっぱり仕事してたんだ。源流碑の除幕とかね。
「1張りでしょうか。1500円になります。張る場所はこの下になりま すあいている場所すきなところに張ってください」って、テントの受付を されるんじゃなくて、テントの受付してるし…


翌朝は快晴ですが、だいぶ霞んでいるようなので写真には出ません。とい うか眠くて起きられませんでした。お客さんが出払って、ふとんの片付け がおおむね終わったら下山してきます。帰りは歩荷道。アイゼンは要りま せんでした。昨日とうってかわって人の多いことといったら。だからね、 甲武信岳は雨のほうがきれいな山だから、ぜひ雨の日を選んできてくださ いよ、と、思うのです。


バイカオウレンはだいぶ咲いています
スミレはそろそろ終わりなのかな?
徳ちゃん新道のシャクナゲは見頃を迎えています

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 毛木平−甲武信岳−毛木平。このコースは甲武信岳への最短ルートになりますが、東京方面からですとぐるっと回り込まないといけないの で車の走行距離は伸びます。
地図 Yahoo! 甲武信ヶ岳
地形図 金峰山
難易度 のぼり4H弱くらいで、日帰りする人も結構います。危険箇所もなく、源流から先で少々急登があるだけなので体力的にも厳しいルートで はないでしょう。
所要時間 毛木平−ナメ滝 2H
ナメ滝−源流碑 1H30
源流碑−甲武信岳 1H
他の季節 小屋が営業していない期間があります(12月〜4月末くらい)お正月の積雪は30センチでたいしたことはあり ませんが、樹林帯の中なので正月すぎには厳しいラッセルになる可能性が大です。GWあ たりは普通に入れますが積雪はあります。シャクナゲは6月で、この時期が一番混雑します。
トイレ 甲武信小屋、十文字小屋、毛木平P
水場 支沢の水はすべて飲めるそうですが、沢水はカウントしないのがこのホームページのルールなので。
避難小屋 ありません
幕営適地 国立公園内のため幕営不可。指定地は甲武信小屋
交通 車の場合、須玉ICから1時間30分くらい。終点直前は未舗装になりますが、道路は荒れていません。駐車場は舗装され水平です。区画 の駐車場なので、5mより大きい車は基本的に不可。トレーラは切り離してうまく入れれば止められないことはありません。
林道のゲート前は荷揚げに使用しているので、ゲート前にはとめないでください。
登山計画書 不明
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最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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