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8日−14日と、雲の平周遊に行ってまいりました。

8日 新穂高温泉〜槍ヶ岳〜槍ヶ岳山荘
9日 槍ヶ岳山荘〜樅沢岳〜鷲羽岳〜三俣山荘
10日三俣山荘〜岩苔乗越〜高天原温泉〜雲の平
11日雲の平〜薬師沢〜太郎兵衛平天場
12日太郎兵衛平〜薬師岳〜太郎兵衛平
13日太郎兵衛平〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋
14日双六小屋〜弓折分岐〜ワサビ平〜新穂高温泉


太平洋日本海縦走は、せわしなかった。毎日、目標があって、そこ まで歩き通すことばかり考えていた。それはいいのだが、終わって みて、あれはやはりしんどかった。あてのない旅をしたくなった。

山において、あてのない旅、というものはありえない。山へ入るに あたっては、必ず登山計画書を提出している筈であって、その計画 書には、少なくとも大雑把には通過するルートと泊まる場所が記入 されている、筈である。
雲の平なら、なんとなくフラフラ感、擬似的なあてのない感を味わ えるのではないか、と感じて出かけてみた。目標となる山もなけれ ば、目的地もない。スタートとゴールと、一応のルートは決まって いるが、どこへ行かないといけないということはない。一応予備日 という名前に包まれた大雑把なタイムリミットだけは決まっている が、その範囲内で自由に歩けばいい。
とにかく、計画書には10日くらい、と書いた。ま、その位かけて、 気に入ったところがあれば途中で停滞したりしてゆっくり歩けばよ かろう、と思って入山した。


7日 移動日

松本ICから沢渡、安房トンネルをこえて栃尾温泉で入浴。新穂高 の駐車場に入って車中泊。車中泊は病院の先生に禁止されたが、中 で寝られる車をわざわざ選んで買ったんだし、下界の宿のタイムテー ブルに合わせて動いたら登山は成立しない。センセの言うことなん か聞く気はさらさらなく、車の中で熟睡する。

8日 新穂高温泉〜槍ヶ岳〜槍ヶ岳山荘

さすがに9月に入ると日が上がるのが遅く、5時半も過ぎてのスター ト。天気はまあまあの感じである。駐車場は一番上の段にあきがあ る位でハイシーズンの混雑ぶりが全く信じられない。一旦出発する が、ちょっと車が心配で戻ってみるとやっぱり鍵があけっぱなし。 結局、新穂高の駐車場を出たのが6時すぎになってしまった。
駐車場からテクテクと林道を歩くこと1時間。この林道は左俣谷と たいして雰囲気が違わず、なあんだこれなら鏡平へ向かっても一緒 だ、という印象。しばらく歩くと穂高平の小屋へやってくる。雰囲 気は営業小屋っぽいが一応「避難小屋」となっていて実態は不明。 右手を見るに、このあたりは昔牧場だった雰囲気が濃厚である。

さらに林道を1時間ほど進むと、右手の山奥に何かの通信施設様な ものがあって、ここで林道が終了する。あまり標高を稼がず、2時 間半ほど歩くと槍平へやってきた。

歩いている人はポツポツいるが、どうやらここへ泊まらずみんな槍 (か南岳)方面へ上がっていった様子。ここで泊まりで奥丸山往復 もいいかと思ったのだが、まだ時間も早いことだし先へ進むことに する。高度計を合わせて出発。登山道が東向きに向きを変え始める と標高を大きく稼ぐようになる。荷物は12泊分の食料ながら、前 回に比べてテントが1周り重くなった他、装備が秋山装備で都合2 キロ位増えている。結果、前回と同じ推定30キロ。しんどい筈だ と思ったのだが、意外にも余裕で登っていく。このルート、冷静に 考えると新穂高から標高差が1900mあるはずなのだが、それを 全然感じなかった。稜線が見えたときには、稜線がそんなに高い位 置にあるようには見えなかった。しばらくカールの中のようなとこ ろを歩き、ほぼコースタイム通り8時間30分で稜線に出る。この ルート、槍の本峰は稜線に出るまで全く見えない。それどころか、 稜線に出てもまだ見えてこない。槍沢からのルートよりはマシかな と想像していたのだが、これはひどい。
稜線に出て、1段上へ上がると岩の向こうから槍が顔を出した。くっ きりすっきりである。今日のガスり具合から言って、槍はまずガス の中だろうと思っていたのでびっくり。こうなれば、当然今日は槍 の穂先へ登頂である。穂先へのルートはだいぶつけかえられたよう で記憶と違っていた。特に、一番上のはしごが登り用と下り用の2 つになっていて、多少なりとも渋滞解消を目指した跡があった。
山頂からの展望は、えっと、東鎌尾根が見えて、あと、槍ヶ岳山荘 は見えますが、あとはまっしらですね…登っている間にガスってし まったようです。
テント場は槍の穂先が見える(&トイレが近い)Dの場所を指定し て確保。ビールを飲みながら槍見物と決め込んだ。

9日 槍ヶ岳山荘〜樅沢岳〜鷲羽岳〜三俣山荘

朝、起きてみると小屋が見えません。わずか15mばかり先にある 小屋は見事にガスの中で明かりがついているかどうかすら判別でき ない状態です。とりあえず出発しますが、飛騨側から強風に叩かれ ます。肩から飛騨側へ降りること5分。雨も降っていないのに雨具 を着る羽目になりました。とにかく、何も見えないので踏み跡だけ を頼りに降りていきます。ほどなくして千丈沢乗越へやってきまし た。あとははっきりした稜線伝いで、それもつい2週間か3週間か 前に通ったばかりのルートです。ときおり鎖が出てきますが大した ものではありません。ちょっと樅沢岳の位置は勘違いしましたが、 樅沢岳をこえるとすぐ下に双六の小屋が見えてきます。双六小屋か らは鷲羽岳が見えていました。さあ期待と思ってまきみちルートを 辿って三俣山荘へやってきます。とりあえず天場の受付を済ませて、 それっ、と鷲羽岳の山頂を目指して空身で駆け上がります。鷲羽岳 は一応認定登頂済みで、今回が2度目になります。展望は…はい、 まっしらです。惜しくも間に合いませんでした。何も見えません。 さっさと下ることにします。
ふと見ると左手に荷物が置いてあって、その下に鷲羽池が見えてい ます。ルートははっきりしている、といいますか、どこでも下れそ うな感じです。

急ぐ旅ではありません。鷲羽池まで降りてもいいのですが、うーん、 池ねえ…水の1本でも持ってきていれば行ったところですが、雨具 も水も持ってない完全な手ぶらです。まあ、池ごとき、上から見て も、下から見てもたいして違わんだろ、と思ってまあいいやしてし まうことにしました。そんな、池なんかより、三俣山荘と言えば、 「アレ」なのです。そうです、

*************
*ケーキセット(はぁと)*
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を食べなければいけないのです。三俣山荘の食堂は15時営業終了 です。それに間に合うように小屋へ戻らなければいけません。頑張っ て歩いて、で、無事ケーキにありつきました。でも、ケーキセット 900円は高くねえか?白馬頂上宿舎は550円の100円引きで 450円だったんだぞ。まあ、いいか。
太平洋日本海縦走でだいぶ体重を落としてしまったので甘物が足り ていません。とりあえず食べたいのです。
で、無事ケーキにありついた後は、当然ビールです。いい気分になっ てテント張るのが面倒、なんてことにならないように、ちゃんとテ ントを張ってからいい気分になりました。

10日三俣山荘〜岩苔乗越〜高天原温泉〜雲の平

昨日鷲羽岳へは登っているので、今日は黒部源流ルートをたどりま す。くだって30分、のぼって1時間…、と、5分。うん、ちょっ とコースタイムよりオーバーしましたが、岩苔乗越へやってきまし た。天気がよければここに荷物を置いて、水晶岳を目指すところな のですが、ハイ、今日はまっしらです。何も見えません。水晶岳も すでに認定登頂済み。こんな状態で登る価値はないと見ました。か くして、今年は水晶岳の目の前を2度通って、2度とも素通りとい う結果になってしまいました。まあ、いいことにします。すでに頭 の中は温泉でいっぱいです。ここはまっすぐ高天原へ向かうことに します。
高天原へは、けっこう下ります。周囲の植生が、ハイマツから潅木 に変わって、なんか普通の樹林のようになってきました。地図には 水晶池までコースタイム1時間なんて書いてあるけれどとんでもな い。僕の足で1時間45分かかりました。ということは、コースタ イムは1時間30分程度が妥当だということでしょう。下ってくる と、あれ?水晶岳が右手に見えています。ということは、ガスがと れたということ?ちょっとまて、もう1回岩苔乗越まで戻ってやり 直したい気分です。が、もう登れません。高天原山荘まで40分。 さらに下ります。下ると、一面に湿原が広がりました。隅の樹林の 中に高天原山荘は立っています。地の果てのような場所にこんなと ころがあるとは驚きです。
で、風呂へ入る準備です。荷物を置いて、タオルを取り出します。 でもって、山荘でオレンジジュースを1本ゲットします。本当はビー ルにしたいところなのですが、今日はまだ歩きます。いや、お金に 余裕があればこのまま高天原山荘に泊まってビールを飲るところで すが、なにしろ時間はあっても本格的にお金がない。今日はどうし てもテント場まで歩かなければなりません。まあ、山歩いていると ビタミン不足になるからねとかなんとか嘯いて、とにかくオレンジ ジュースを持って温泉へ走ります。道標には1キロと書いてありま したが、12分くらいでしたでしょうか。時計なんか碌に見ない山 行なのでよくわかりません。目の前に赤茶けた沢がやってきて、そ の脇に温泉はありました。混浴が1、女性用が1、あと野湯とかい うまったく囲いなしの素敵な浴槽が1。お湯は少し青みがかった白 濁湯。成分表はありませんでした。ちょっと熱いかな。
これで山の1つでも見えればねえ、なんですけど、あいにく沢の中 で展望はイマイチです。でも、とにかく日本で一番山奥にある温泉 に浸かることができました。どこから歩いてきても片道最低2日、 往復だとまあ3日半くらいは歩かないといけないでしょう。風呂上 りにジュースも飲んでご満悦です。
で、温泉を楽しんだ後は雲ノ平を目指します。少し下って、あとは 登り一本調子。ルート上に危険なところはありません。高天原峠の 分岐を左に折れて、ハシゴをのぼります。いわく、8m、10m、 4mの3本。ま、大したことはないでしょう。1時間ほどで樹林を 抜けハイマツ帯に入ります。
もうちょっと上がってくると電波塔のわきへ出て、休んでいる人が います。「ひょっとして、女の子?」ドキッ、ばれてしまいました。

ここから尾根をまだ2つこえます。湯疲れした体にはしんどいとこ ろですがもうここは雲の平の庭園の中。左に見える祖父岳右に見え る薬師岳を見ながらたりらんと歩いて尾根を乗越すと向こう側に雲 ノ平山荘が見えました。山荘に行ったら、やっぱりビールです。長 い方の缶を買って、一気にいきます。山荘とテント場は30分離れ ているのですが、もうまっすぐ歩けません。木道から足を踏み外し そうになりながら歩いていきます。もう今日は終了です。実荷で1 時間先に祖父岳があって、登ってこようかと思ったのですがもう歩 けません。恨めしげにテント場からピークを眺めますが、まあいい ことにします。さすが百名山の呪縛から開放されただけあって気持 ちは穏やかです。ピークをガツガツと登ることだけが登山じゃない。 今日は夕方のひと時を、この綺麗なピークを眺めて過ごすのさ、と。 しかし、この後雷がやってくるとは誰が予想したでしょう。

11日 雲の平〜薬師沢〜太郎兵衛平天場

朝から雨です。木道が濡れてたら滑るよなあ、とかなんとか言って 出発を遅らせますが、今日は歩くことにしました。とにかく出発で す。雲ノ平の庭園らしきところは祖母岳あたりまでで、あとはハイ マツの中に入ってしまい展望はありません。といっても今日は周囲 が真っ白ではじめから展望はありませんが。小一時間くらい歩くと アラスカ庭園とかいう所へやってきます。ここからは岩のゴロゴロ した大くだり。濡れた岩を下るのはしんどく、下るだけでは足りな くて転がってしまいました。2mくらい転がって、ザックからおっ こったので人体へのダメージはなかったのですが、雨具を破ってし まいます。僕はなぜか雨具を2組持っていて、それぞれ日帰り用ザッ クと天泊用ザックに入れてあります。この雨具は天泊時にしか使っ てない、年季こそ3年モノですが使用歴の少ない一品です。ショッ クの色を隠せません。でもショックでは何も解決しません。後でモ ンベルショップへ行くことにしてこの場は解決したことにします。

薬師沢小屋は出合のえらく小さなスペースに建つ小屋で、座るベン チの1つもありません。もう少し先へ進んだカベッケヶ原にベンチ があったのでそこで昼食にします。雨はほとんどやんだようなので ここで雨具を脱いだのですが、この後から土砂降りです。左沢を横 切ると登山道は登りに転じますが、登りの苦しさより雨の苦しさの 方が勝ります。たいして登らないうちに太郎平へやってきます。

はっきり言っちゃっていい?雲の平より、太郎平の方がいいと思うよ。

で、力強く、テントでお願いします!周囲のおじさんあきれてます。 テント場は例によって小屋から20分離れているのですが、ビール 片手にたりらんたりらんと木道を歩きます。そこらじゅう水場だら けになっています。こんな豪雨の中テントを張るバカチンは僕1人 だけだろうと思ったら、案の定僕1人です。トイレの工事中で、ヘ リコプターがくるのでテントが飛ばされないように云々という看板 が立ってますが、まあこの天気ではヘリは飛びません。ビールをしっ かり飲んで、昼寝しているとだいぶ雨脚が弱くなったようです。今 日は1人だけと思ったテント場にも人がやってきました。で、小屋 の人が料金のチェックにきました。僕、だいぶ長く山やってるけど、 雨の中往復40分も離れたテント場まで料金チェックしにきたなん て前代未聞だよ。で、言うんです。明日ヘリが飛びますのでテント 畳んでくださいって。うおっ面倒臭い。明日はテントを残していく つもりだったので雨の中面倒と思いつつしっかり張り縄も張って、 完全にデポの体制だったので出鼻をくじかれてしまいます。あーあ 面倒だなあ。まあ僕らのトイレの工事じゃけん、しょうがないのう。 でも、その人が言うには、明日はヘリが飛べる位天気がいいそうだ。 まあ、明日に期待というところでしょう。
しばらくすると、ガスが晴れてきました。太郎平小屋まで散歩にいっ てビールを買うことにします。お前正気か?雨降ってんだぞやめて おけちゅーの。でもビールの誘惑に負けて、雨具を着こんで出発で す。一段高くなった台地へ上がると、黒岳、祖父岳、黒部五郎岳の 展望が開け、今日やってきた雲ノ平が見えています。そして、奥に は槍が見えました。これ、小屋からは見えないんだよね。木道を散 策した人の特権です。反対側には富山湾が見えていて、少し赤みづ いています。折立へは行ったことがありませんが、見た感じ登山道 は草に覆われた平原をゆったり歩いて登るルートで見るからに爽快 そうです。悪天時の逃げ場がない?そうとも言うな。
今日は2本目のビールも飲んで、熟睡することにします。

12日 太郎兵衛平〜薬師岳〜太郎兵衛平

さすがに濡れ物は多少できましたが、靴が乾いているというのは実 に楽なものです。前回の山行は、古い靴だったので雨の中を歩くと 1時間もすれば靴の中がびっしょりでした。今日は多少湿ってはい ますが、靴の中は乾いています。この位なら雨も悪くはないな。

今日は鬱が入っているので出発が遅くなりました。でも、薬師往復 です。コースタイムは5時間あるかないか位の余裕の山行です。時 間は十分でしょう。スタート時には空は完全に明るくなっています。 大した重さのザックでもないし、テントは残していけないので今日 は実荷でいくことにします。しばらくは沢筋の登山道を上がって、 潅木をこえると突然展望が開けます。薬師平へ到着です。薬師見平 というのもあって紛らわしいですが、ここは薬師平。薬師岳が見え ているのですが、ここから見えるのは実はニセピークで山頂はもう 1つ奥です。あとはハイマツの稜線を忠実にたどって薬師岳山荘へ。 薬師岳山荘から先は草木のまったくない富士山のような斜面を雷を 切って登っていきます。ケルンのところには山頂まで30分と書か れていますが、どう見ても30分はかかりません。あとは標高差の ない15分の行程です。無事薬師岳の山頂に到達です。周囲の展望 は360度で、この夏一番の天気に恵まれました。剱岳も顔を出し ています。
ここで濡れ物を干して、2時間のお昼寝に入ります。早い時間に薬 師到着組は今日中に折立へ下るようで次々にやってきてはすぐに下っ ていきます。もう2時間くらいのんびり過ごす予定だったのですが、 ガスが上がってきてしまいましたので、それを潮に下山することに しました。太郎兵衛平の、昨日とまったく同じ場所にテントを張り ます。何か無駄な作業をしたような気分になりますが仕方ありませ ん。

で、テントを張ったら太郎小屋まで散策です。こらっそれは散策で はなくて単にビールを買いにいくだけだろうが。あはっバレちゃっ た?だって太郎平はビール安いしさあ。うまいんだなあこれが。

13日太郎兵衛平〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋

今日は行き先を大分迷います。三俣山荘にするか、双六小屋にす るかが問題です。三俣山荘へ行けば次の日水晶岳へ行って、つい でに温泉にも入れる。双六小屋なら生ビールが飲めて、次の日に は笠、翌日には下山になる。

朝起きると、外は大ガスです。隣のテントで満天の星空とか言っ てたのが嘘みたいですが、まあとにかくヘッドライトをつけてい くことにしました。太郎〜北ノ俣あたりは実に綺麗なところです が、黒部五郎は遠くガスの中で山頂はなかなか見えてきません。 本峰に取り付くと目の前が五郎の肩でした。ザックを置いて往復 10分の空身の登山。五郎は2度目ですが、結局2度とも展望は ありません。次回に期待?うーん、次回が果たしてあるのでしょ うか。
結構風が吹いていますが、カールの中へ降りれば風はやむだろう と思ってカールを下ると案の定ピタリと風は止まります。ここで 昼食にして、黒部五郎小舎は軽くこえます。で、いい加減どっち へ進むか決めないといけない時間がやってきます。だいぶ迷った のですが登山計画書に双六と書いたのが決め手となって、双六へ 向かうことにしました。三俣蓮華岳の山頂を踏みます。鷲羽は良 く見えますが、水晶のガスも取れたようです。でも、槍はガスの 中で見えません。続いて双六岳の山頂も踏みました。ガスの中で 展望こそありませんが天気は悪くありません。ぜいぜいさん、ご めんね。
で、あとは生ビールです。双六岳から双六小屋までは頭の中が生 ビールに染まっていても特に危ないところはないと思います。頑 張って下って、もう1杯下さい!えっ?山の上で生ビール2杯目 ですか?あーあ、この人2杯目飲んじゃったよ。まだテント張っ てないのに。酔っ払っていい気分でテント張ったので場所も適当 張り方も適当。まあ、いいことにしてください。

14日 双六小屋〜弓折分岐〜ワサビ平〜新穂高温泉

朝起きると、幸いにも雨は降っていません。雨が降っていたら停 滞にしようと思ったのですが、その代わりにテントの撤収もしん どいような強風が吹いています。こんなこともあろうかと思って 昨日双六小屋の売店をチェックしたのです。置いてあるのは花の 図鑑…花の図鑑で1日過ごすのはしんどい。停滞はめんどくさい のです。明日も天気悪いみたいだし、朝日が見られないのに笠ま で行っても仕方ないなあ、と思って今日下山することにしました。 ゆったり周遊のはずが、終わってみれば結構ガシガシと歩いたプ ランになってしまいました。でも、僕の性格から言えばこの位で も十分ゆったりの部類でしょう。
鏡平からワサビ平へ駆け下って、穴毛谷の手前で雨が降ってきま した。面倒と思いつつもここで雨具を着込みます。ほどなくして 雨は上がり、静かな新穂高へ降りてきました。バス停前のアルペ ン浴場で汗を流して、帰途につきました。
写真 穂高平の小屋。
写真 滝谷の方だな
写真 藤木レリーフ
写真 槍平を過ぎたところ
写真 稜線へ出てきたところ。正面に見えるのが常念岳
写真 槍の穂先もくっきりです
写真 山頂に立ちました。手配写真みたいだな。
写真 でもって、ビールです
写真
写真 樅沢岳へやってきます
写真 双六岳
写真 双六小屋を上から眺めた図
写真 ライチョウですな
写真 鷲羽岳を見ます。
写真 鷲羽池。
写真 鷲羽岳へやってきました
写真 鷲羽からの展望
写真 鷲羽から三俣蓮華岳方向、と思います
写真 黒部源流の碑
写真 黒部川方向を眺める
写真 南天?なにこれ。
写真 食べられるのかなあ、これ。
写真 高天原です
写真 高天原の全景
写真 風呂でございます
写真 ジュースを持って温泉です
写真 高天原温泉の全貌をご覧下さい(ビフォーアフター風に)
写真 黒岳方向を眺める
写真 高天原山荘。もう傾きかけてます。
写真 きのこ、のこーのこげんきのこ。
写真 あれに見えるはたぶん水晶岳。@雲ノ平
写真 たぶん薬師じゃないかな
写真 雲の平山荘が見えました
写真 シュラフを干します
写真 黒部五郎岳の方だと思う。多分太郎平から。
写真 富山湾の方。写真ではあんまりちゃんと写らなかったね
写真 たぶん薬師平からの展望だと思うんですけど
写真 薬師岳につきました
写真 えーっと、多分剱岳の方向だと思います
写真 太郎平から薬師
写真 太郎平
写真 太郎平
写真 太郎平
写真 北の俣岳付近と思います
写真 黒部五郎岳の山頂にも立ちました
写真 山頂付近は岩がゴロゴロしているので五郎と名づけられた。
写真 黒部五郎岳のカールを振り返る
写真 黒部五郎岳付近から
写真 の展望です
写真 ご覧下さい
写真 三俣蓮華岳頂上
写真 三俣蓮華岳から双六岳方面。中央に見えているのは丸山で奥が双六です
写真 三俣蓮華岳から鷲羽岳
写真 双六岳へやってきました
写真 テント場から撮影

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




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