サイトマップ | 更新停止のご案内 | このサイトについて



筆者の山行リスト

日本横断
☆太平洋日本海縦走

北海道
☆北海道の山々

北アルプス
★槍・穂高・笠ヶ岳
☆槍ヶ岳〜剱岳縦走
★蝶が岳・常念岳
☆雲ノ平周遊05
☆雲ノ平周遊08
★乗鞍岳
★燕岳・餓鬼岳
☆五竜・鹿島槍
☆水晶岳
☆白馬岳

南アルプス
☆鳳凰山・北岳・仙丈
★南ア全山縦走2000
☆日本横断敗退2001
☆南ア全山縦走2002
☆南アルプス縦走2006
☆南ア全山縦走2010
☆南ア全山縦走2012
☆雨乞岳・日向山・入笠山
☆櫛形山
☆木曽駒ヶ岳

関東周辺
★富士山・宝永山
☆伊豆・天城山・幕山
☆雲取山・三頭・笹尾根
☆丹沢・塔ノ岳・大山
★箱根・金時山
☆富山・伊予ヶ岳
☆梅ヶ瀬渓谷

中央道方面
★大菩薩嶺
★茅ヶ岳
☆僕の一名山=明神山
☆大月駅周辺・三つ峠
★金峰・瑞垣山
☆御正体山・道志
☆石老・高尾・陣馬
★乾徳・甲武信岳
★蓼科・天狗・霧が峰
☆両神山・奥武蔵
☆恵那山
☆御嶽
☆御座山・西上州

東名方面
★静岡県の低山

東北方面
☆蔵王・吾妻・磐梯
☆白神岳
☆大潟富士
☆八甲田山・八幡平・岩木山
☆岩手山・栗駒・秋田駒
☆男体山・女峰山・奥白根
☆筑波山

関越方面
☆燧・至仏・会津駒
☆武尊山・吾妻耶山
☆谷川・平標・苗場
☆赤城・子持山
☆弥彦山
★巻機・平ヶ岳・越後駒

上信越方面
★四阿山・浅間山
☆妙高・雨飾・高妻
☆富山県の山

関西方面
☆大台ケ原・大峰山
★白山・荒島岳
☆伯耆大山・氷ノ山
☆四国剣山・三嶺
☆伊吹山・霊仙山

九州方面
★開聞岳
★霧島山・高千穂峰
★久住山
★祖母山
★阿蘇山
★英彦山
★雲仙
☆九州の山
☆九州の山2013

   
雲取山・酉谷山へいってきました(長沢背稜)

10日

鴨沢に車をとめて日の出とともに歩き始める。
軽く舗装道路から歩いてわき道へ入ったところが登山道。 30分ほどの軽いウォーミングアップで小袖乗越へ出る。 小袖からの登山道はなだらかで歩きやすいがいかんせん 距離が長い。落ち葉に隠された踏み跡を2時間近く歩い て堂所へ出たところで休憩。堂所下の水場は出ていまし たがこの水場はあてにならない水場。紅葉はもう登山口 より下でほとんど枯れ木になっている。
堂所の上で道標が新たにつけられた所があるがここから 振り返ると富士山が見える。まずまずの天気のようだ。 七つ石分岐からブナ坂まではいつものことだが長い。特 に荒れているところもなくトボトボと歩いてブナ坂で2 度目の休憩。長袖1枚で暑くもなく寒くもなくといった 感じ。
防火帯の稜線からは展望が抜群なのだがすでにかすんで いる。さっき見えていた富士山も今は見えない。やはり 冬の晴れた日が一番いいようだ。
奥多摩小屋前の水場で、酉谷の水場の状況が不明なため 2日分4Lを給水。重いといえば重いが思っていたほど がっつりとはこない。テントが入っていないだけあって 重量も少し余裕があるようだ。試練の小雲取直下の急登 もあまり苦しまず登って雲取山頂避難小屋へは11時の 到着。少しというかかなり早いが今日の行動はここまで。 避難小屋へは当然1番着なのでいつもの定位置を確保し て暗くなるまで呆としてすごす。覗いていく人は結構い るが泊まりの人はなかなか現れない。3時を過ぎ4時を 過ぎ、薄暗くなって5時を迎えても誰もやってこず、結 局この日はあの年中満員御礼の雲取山頂避難小屋を1人 で使うことに。あるんですねえそんな日が。今日すれ違っ た人3人。人気の雲取といえど平日のシーズンオフでは こんな状況なのだろうか。丹沢大倉尾根を平日歩いてい る人の数の多さからは想像できない淋しさだ。
ともかく、この一夜はひとりで過ごすことになった。時 間を過ごすアルコールの類も一切なく、一通り暗くなっ た5時半には就寝とする。
夕方外へ出たときは一面真っ白だった。何度か同じ経験 があるが雲取はガスが出やすい山なのだろうか。天候が 良ければ雲取山頂避難小屋からの夜景が素晴らしいがこ の天気では望むべくもないことである。

11日

夜半より強まった風は朝も吹いていた。さびしい一夜を 過ごしてなんとなく満足してしまったのでこのまま下山 も頭をよぎるが、思ったほど天気は悪くないので先へ進 むことにする。
天候は曇り。東の空が赤くなっているが日の出は無理だ ろう。
ポピュラーな鴨沢からで昨日すれ違ったのが3人。避難 小屋泊まりの人が0だったことを考えると長沢背稜を歩 く酔狂な人はいないだろう。静かというより淋しい山に なることはこれで確定である。もう1晩ひとりぼっちの 夜を過ごすことになるだろう。
長沢背稜の入り口までは三峰ルートを歩くことになる。 雲取山荘までの間では4,5組のパーティとすれ違う。 昨日は雲取山荘にはそこそこの人が泊まったようだ。 雲取山荘を過ぎると人足はぱったりと途絶える。三峰 ルートは厳冬期にしか歩いたことがないのでまるで初 めて歩くかのように記憶がない。そして1時間ほど歩 くと何でもないところに長沢背稜入り口の道標がやっ てきます。本当に何でもないところにたっているので 長沢背稜へ入る際には道標を見のがさないよう。
三峰への道をわけるといきなり踏み跡が薄くなります。 確かに踏み跡のようではあるのですがいまいちはっき りとせずルートに確信がもてない。のぼりきったとこ ろに芋の木ドッケの道標があるのではじめてこれで長 沢背稜へ入ったことが確認できる。
芋の木ドッケを過ぎると一面倒木だらけとなり薄い踏 み跡をついにロストする。尾根づたいだということを 頼りに無視して強引にまっすぐ進むとやがて踏み跡ら しきものと合流する。地図に書かれている「良く踏ま れているが」のくだりはここを見る限りとても不適切 な表現と思う。
倒木帯を過ぎるとだんだんと道もはっきりしてきて、 アップダウンの少ない快適な道へと変わってきます。 時々怪しい踏み跡をロストしないよう注意しながら 進み、最初のランドマークは長沢山でここにははっ きりと現在地を特定できる道標がたっています。必 要な分は道標が立っていると言えるでしょう。長沢 山を過ぎれば踏み跡に関しては完全にはっきりする ので安心です。
長沢山を後にして先へ進みますが、あまり変化もな くはっきりいってもうごちそうさま状態です。雰囲 気は悪くないのですが樹林はすっかり葉を落として 展望の山モードに入っているのに樹林の間からちら ちらとしか見えないのは石尾根のみ。石尾根なんか 見ても面白くありません。きっと新緑の頃の方がい いのでしょう。晩秋の奥多摩山稜を歩くなんていう キャッチーなコピーはもろくも崩れさっていくので した。
登山道はやせた所や崩壊しかかったところもありま すが普通に歩けば落ちるようなところはないでしょ う。あまり現在地を確認できるようなところもなく、 時間だけを目安に酉谷の避難小屋へやってきます。 酉谷避難小屋は稜線から40mばかり下がったとこ ろに建っており水場はなんと小屋の真横。ちゃんと 出ていましたので今日背負ってきた2Lの水は無駄 になってしまいました。
建物も綺麗で宿泊に適しますが5〜6人くらいが限 度の小さい小屋です。
一杯水の水場はまったくあてにできないのでここで 2L追加。また重くなります。小屋の中で昼食を済 ませさらに先へ。予想通り雲取山荘を過ぎてからと いうもの往くも帰るもひとっこ一人いません。これ では遭難したときいつ発見されるかわかりません。
事故のないように慎重に慎重に歩いて酉谷から1時 間45分。そろそろかな、と思った頃に本日の宿泊 地一杯水の避難小屋にやってきます。特に歩き疲れ た感もありません。時間もまだ1時半でもう少し歩 けるかな、といった感じです。それよりもびっくり したのはここに人がいたこと。長沢背稜歩いている 人がいるんだ、と思いきやヨコスズ尾根を登ってく ると駐車場から2時間半でやってこられる場所。こ こを往復するだけらしい。今日の宿泊者はこの2名 とで3人か、淋しくなくて丁度いいやなんて思って いたら夕刻になって5名の団体が上がってくる。2 時間半の短距離に任せて大量の物資を投入して宴会 である。長沢背稜の核心部最奥の小屋が一転して宴 会場に早代わりです。こんな平日に人気のない長沢 背稜を縦走するほうが間違ってるや。友達いないん じゃないか?とばかりにここはおとなしく傍観。宴 会ならこんな長沢背稜の小屋じゃなくて鷹巣小屋で やってくれと思う。明日も長い距離を歩くのでピリ ピリしているのも雰囲気ぶち壊しである。
なにしろ5人ですからただでさえ騒々しいのに日が 暮れるに従って酔っ払いモード全開でとどまるとこ ろを知りません。そのうちくだらない語りがはじまっ て散会したのはなんと9時20分。日の短い冬山だ から許される(というかやっぱり許されないか)時 間で朝2時頃から行動する夏山だったらぶん殴りも のです。
さてこれで静かになると思いきや、この時間からラ ンタンに火を入れて話し込みはじめる。消灯の意味 を完全に勘違いしています。こちらは一時期睡眠薬 を処方されていたほど入眠が安定していません。人 が喋っている横で平気で寝られるような体ではない のです。明日の起床まであと何時間あると数えなが らじっと静かになるのを待ちます。結局10時半ま では話し込んでいたのを確認しましたが寝た方が先 だったようだ。お願いだからもう2度と山へこない でね。

12日

夜半に雨がざーっときたようだが朝には回復してポ ツポツ降っているだけで雨具を着ずに歩ける状態。 今日の天気予報からいけばまずまずの天気である。
予想通り寝過ごして6時半に慌しく歩き始める。
少し長いが今日の行程は川苔山から本仁田山を経由 して奥多摩駅へ降りる。鳩ノ巣へ降りる方が少し短 いが奥多摩駅へ降りたほうが交通費が安く済むのだ。 相変わらずの登山道を歩いて1時間30分。登山道 の行方がおかしい。地図にはない下り方をしている。 どこかで道を間違ったと思ってもすでに手遅れで気 づいた時には右下に林道が見えていた。
どうやら桂谷ノ峰から南に伸びている尾根を下って しまったらしい。
どこで正規のルートを外れたのか皆目見当がつかな い。それらしい分岐はまったく見当たらなかったのだ。

時間は8時30分。予期せぬところで予期せぬ下山 になってしまった。有間山の方へ迷い込まなかった だけマシだったが実に後味の悪い山になってしまっ た。ともかく長沢背稜だけは全部歩きとおしたが、 虚脱感に苛まれながら長い林道歩き。人の気配のな い道を川乗橋のバス停まで歩く。歩く予定でなかっ た林道歩きは足につらい。そして川乗橋のバス停で 時刻を確認すると、次のバスは1時間半後…何もな いところで1時間半の時間をつぶすのは辛い。当然 駅まで歩く。これで1時間の舗装道路歩き、追加。

奥多摩駅からは丁度良くバスが出て鴨沢へ行き車回 収。小袖乗越はどうだか知らないが鴨沢は僕の車と あと1台という淋しい状況だった。


写真 雲取山山頂。
写真 長沢背稜の様子
写真 酉谷避難小屋
写真 一杯水避難小屋
写真 長沢背稜の様子

区切り線

*この山行のデータ(山行日基準)* データの見方
ルート 鴨沢−小袖乗越−雲取山−芋の木ドッケ−酉谷山−三つドッケ−桂谷−川乗橋
地図 Yahoo! (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
地形図 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
難易度 ★★★。ルートファインディング能力が必要。避難小屋の連泊で体力も相応に必要でしょう。
所要時間 鴨沢−雲取山 5H30
雲取山−一杯水避難小屋 7H
一杯水避難小屋−川乗橋 4H
他の季節 入山者は通年絶えませんが、だいたい12月中盤くらいをめどに積雪期の装備に切 り替えます。お正月あたりはあまり積雪がありませんが、2月はマイナス20度に 届く日があるれっきとした冬山。太平洋側の気候に属するのですっきりとした晴れ の日になることが多いです。3月前半あたりまでは積雪が増えます。入山者が多く しっかり踏まれてしまうので冬場はアイゼンが絶対必要です。
僕がアイゼンを持参するのは、だいたい4月前半くらいまで。GWには春の山を謳歌 できるでしょう。
トイレ 鴨沢にあり綺麗。雲取山頂避難小屋にあり普通。雲取山荘にあり綺麗。一杯水避難小屋にあり普通。
水場 奥多摩小屋前から5分くだったところ。
雲取山荘前
酉谷避難小屋前
堂所より15分ほど下の水場は出ていましたがあてにできません。
一杯水避難小屋前の水場は出ていましたがあてにできません。
避難小屋 雲取山頂の避難小屋は綺麗で宿泊に適する。寝具なし。20人くらい
酉谷避難小屋は綺麗で宿泊に適する。寝具なし。5〜6人
一杯水避難小屋は綺麗で宿泊に適する。毛布あり。10人位
幕営適地 雲取奥多摩小屋、雲取山荘が指定地。
交通 奥多摩駅からバスで鴨沢へ。610円

鴨沢のバス停前に駐車場が10台くらいあり、ここはマイクロバス程度の大きさの車が駐車可能です。奥行き9mくらいなのでトレーラ連結したままは難しいです。駐車場まで舗装
小袖の駐車スペースは3台。駐車場まで舗装。こちらは極端に道路が細いところがあるので、2m幅の車を通すのは難しいと思います。トレーラは転回できませんので避けるのが無難です。鴨沢の駐車場においていくか、もう少し手前の留浦バス停前あたりにも置いていける場所があります。

道路は、小菅村経由のルートも道はそんなに悪くありませんが、冬季は青梅方面から入るより凍結している可能性が高いのでスタッドレスタイヤが必要です。(青梅方面から入る場合でもスタッドレスタイヤが必要なこともあります)
上野原ICから小菅村経由で鴨沢まで、1時間と少々。途中センターラインのない所が結構ありますが、バスも運行してますので基本的に大型車両でも問題はないはずです。

冬季、塩山から大菩薩をこえ丹波経由で鴨沢に至るルート、松姫峠をこえるルートはあまりおすすめできません(特に松姫峠ルートは冬季通行止だった記憶があります)
登山計画書 鴨沢に警察署あり。
問合せ先・参考文献 (データがありません この欄は互換性のため提供されます)
その他  

最終更新日: 2016/07/22 by htmltophp.php




mixiチェック

mailto:mailaddress

tozan.net - http://tozan.net